とにかく検診を。初期なら妊娠出産も可能!
初期に発見できたら妊娠出産も可能です |
子宮体ガンも子宮頸ガンも初期なら治癒が可能なのに、無症状がゆえ発見が末期である悲しいケースがあとを絶ちません。セックスを経験し始めたら、毎年子宮ガン検診を受けることは、将来の妊娠出産のためにも必須です。0期1a期なら、子宮口の入り口を円錐切除術という方法でガン組織を取り除き、妊娠出産も可能です。実際に私の友人では1a期と診断されたものの妊娠出産をした人が何人かいますし、クラス参加者の妊婦さんの中には、円錐切除法を受けてから妊娠なさっている方も多くみられます。また、驚いたケースでは、知人が子宮頸ガンの手術で入院したときに、となりのベッドに入院していた女性は、なんと25歳の2児の母! 2人目の子を半年前に出産したばかりだというのに、子宮頸ガンが判明し、手術することになったそうです。
最近は、妊婦検診で初めてHIVキャリアだったことを知る妊婦さんも急増しているとのこと、なにはともあれ、セックスを経験したことがあれば、婦人科に定期健診に毎年通うことは必須でしょう。これは男性に関係ない問題ではなく、男性から愛するパートナーに感染させていくわけですので、将来子どもをと考える大切な女性がいる男性たちも、必ず定期健診を受けて欲しいと思います。クラミジアという性感染症も猛威をふるっている先進国は日本がトップです。セックスはお互いの未来にワクワクしあう幸福な行為であるとともに、命が始めるのもこの行為だけ。本当の愛ある行為になるために、悲しい病気をうつしあう機会にならないように、カップルでケアしましょう。
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