各国の共働き事情

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赤ちゃんの機嫌はコロコロ変わります。パパは何かしら原因を求めがちですが……
男女雇用機会均等法が施行して20周年。男性も女性も、家庭と仕事とのバランスをとってたった一度の人生を素晴らしいものに!と時代は変わりつつあります。働くのは男性だけではなく女性も、というのは超高齢化少子化社会では必須の変化。共働き先進国のノルウエーやスウェーデンなど北欧諸国は、30年前は日本よりも働く女性が少なかったのですが、いまや共働き率70%。シニアが増えてジュニアが減り、社会の経済のために女性の労働力が活用されるのは、世界大戦後のどの先進国にも共通していることなのですね。

先日バンクーバーから来日していた生涯学習教師のディアディーン先生もカナダの共働き事情を教えてくれました。

「カナダでも少子化。私たちの上の世代は子供は3人がふつう。友人たちもみな3人兄弟姉妹。でも、私達世代の子供は1人か、多くて2人。そもそも、結婚も出産もまだまだで、労働環境が変化して仕事が楽しくて仕方ない独身男女であふれているわ!」

と。日本と同じです。仕事は楽しい、いずれは子供も……と思っているのも同じですね。というわけで、今回はワーキングファザー、働く父親向けの育児アドバイス。働く女性は、母になって仕事をするとワーキングマザーと呼ばれるのに、父となった働く男性はそのまま呼び名がないのも変ですね。共働き育児をする男性はみんな、ワーキングファーザー。仕事の疲れと育児の疲れがたまらなように、今日は赤ちゃんの泣き方のとらえ方アイデアを紹介します!

バッテリーチャージ泣きをする赤ちゃん

共働きで育児をしている家庭にとって、赤ちゃんのお世話と家事・仕事の両立は大変ではありますが、疲労に大きく影響するのは赤ちゃんのご機嫌。機嫌よくさえしていてくれれば、意外と育児は順調にこなせることが多いものです。子育て、特に乳幼児期の子どもを抱える家庭にとっていちばんイライラする原因は、赤ちゃんに泣かれることではないでしょうか。

勉強熱心なワーキングファーザーは、さまざまな育児書に目を通して「赤ちゃんは、空腹・オムツが濡れている・寒い暑い・眠いなど、不快なときに泣く」と学んでいるかもしれません。確かに、赤ちゃんは泣くことを通してこれらのことを訴えていますが、私は5人の子どもの育児を通して「それだけじゃないな~」と感じているのです。

赤ちゃんはお父さんやお母さんに何かしてもらおう、ましてや困らせようとして泣くのではなく「ただ泣きたいから泣く」ということもあると思うようになりました。「ただ泣きたい」には、ある法則が働いていることを発見しました。それは、赤ちゃんが「ぐっすり眠りたい」と思っているとき。身体の中に溜まっているエネルギーをすべて使い切ってしまおうとするかのごとく、盛大に泣くのです。そして、大いに泣いた後、まるで「電池が切れた」かのようにパタッと眠りにつく。そんな赤ちゃんの姿を見ているうちに、3歳くらいまでの子どもに「体力電池」ともいうべきバッテリーを背負っていると思うようになったのです。

しかも、このバッテリーは一昔前の「ニッカド電池式」。どうやら、赤ちゃんはニッカド電池式で、泣いて体力を使い切ってしまわないと新たな体力が充電が出来ない生態なのだととらえると、泣かせることに消耗しなくてよくなるのです。