共働きカップルのセックスレス~産後編~

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産後のセックスレスの要因は様々
産後のセックスレス期間が長くなるカップルは意外と多いと言われています。お互いに育児や仕事におわれて忙しくて疲れているからだと思い込んでいませんか?

産後半年経ってもセックスが再開しないというカップルは実際多いです。妊娠・出産関連の雑誌にもよく取りあげられる誰もが関心を持つ話題。夫婦のタイプは千差万別ですし、事情も色々。ましてや夫婦の超プライベートな内容でもあるので、男性も女性も一人で悩むということも少なくありません。子どもができると夫婦関係にどんな変化があるのでしょう。

産後セックスレスの要因は?

産後、なぜセックスレスになりがちかというと、いくつか要因があります。まず生理的には、女性は母乳をあげることによってプロラクチン、オキシトシンといったセックスの場面でも分泌される女性ホルモンが充満するので、性的に満ち足りた感覚が体内でおきています。

かといって授乳を中止したら性的欲求が生まれてくるというわけではないのですが。産後は女性の体はゆっくりと時間をかけて戻り、月経が戻るまでも時間がかかります。男性、女性、産前産後女性という三つの性があると言って良いかもしれません。ヘテロセクシャル、トランスセクシャル、バイセクシャル、とか色んなセクシャリティをいれれば、もっと多様ですが。

その他には、赤ちゃんが目を覚まさないか気になって集中できないとか、会陰切開した場合、傷みを伴わないか心配などの理由でセックス再開を拒んでしまうなど。男性の場合は、産後、妻を何度か誘ってみたけれど拒まれ、やる気がなくなりそのまましなくなったとか、とにかく産後は育児と仕事におわれて忙しくて疲れてそれどころではないという風潮があるように思います。産後は働いていようといまいと、新しい育児の世界で疲弊してしまい精神消耗が多くなりがちです。心にゆとりがないとなかなか出来ないのがセックス。よりセンシティブなタイプの人たちがセックスレスになりやすいでしょう。

自分にとってのセックスとは何だろう?

心にゆとりがないときこそ、セックスをして根に水をそそぐようにする人もたくさんいます。ただ、セックスレスであろうとセックスフルであろうと、自分にとってセックスはどんな効果があるのだろうかということを見つめ直してみたらどうでしょう。寂しいとき嬉しいとき、分かち合いたいとき、かまってほしいとき、色々あると思います。特に寂しいとき、かまってほしいときにセックスがあると嬉しいというタイプの人は、産後は子どもをかまってすごく忙しくなり寂しくなくなるのでそれで、今は必要性がないものと決めてしまいがちかもしれません。

日本の60歳カップルは平均週2回

高齢者の性の本によると、日本の60歳カップルは平均週2回セックスをしているそうです。一般的に初婚年齢が28歳くらいだとすると、60代になるまで約30年間夫婦でいることに。もう子どもができたからしないとか、自分の心と体がいらないって言ってる気がするからずっとしないことにするかというとそれはあまりに切ないことですよね。

女性は産前産後で生理の波が変わります。男性は妊娠出産しないから何も変わらないのではなく、仕事や体調などが大きく影響する性的欲求の波があります。目標を強くかかげて仕事に立ち向かう戦闘態勢の男性はエネルギーがあって、そんな時は毎日でも性的エネルギーを使いたいことも多いとか。いずれにせよ変わらない人はいない、すべての生態というのは成熟していくとともに変わります。その変わること自体を楽しんで欲しいと思います。