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増えている!? 早産で生まれる赤ちゃん(3ページ目)

妊婦さん全体の20人の1人は早産をしています。早産を防ぐために知っておきたいことは? 一番多い後期の早産を中心にお伝えします。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

症状が起きた時はどうする?

早産の自覚症状は出血、腹痛(子宮の収縮・張り)です。こうしたことが起きたらかかっているところにすぐ連絡しましょう。収縮は普段もあるでしょうが、他の症状を伴っていたり、これはいつも違うという感じや規則正しさがあったら要注意です。治療には安静(自宅あるいは入院)、腟洗浄、投薬、頸管縫縮術などがあり、ひとりひとりにあった方法が選ばれます。

内診台の超音波検査で頸管の長さを測ると早産の予兆サインがかなりわかります

最近は、内診台での超音波検査(経腟超音波)で子宮頸管を観察して早産の予兆サインをとらえることがおこなわれています。この検査がもっと普及すれば早産は減っていくかもしれません。自覚症状がないうちに治療を進めることにもなりますが、国際的にも研究が進んでいる方法ですので、やってみる価値ありです。
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※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

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