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帝王切開をできるだけ避けたいなら(2ページ目)

帝王切開をすべき?それとも自然出産をしてみる?悩んでしまうグレーゾーンにはどんなケースがあるでしょう。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド


逆子、前回の帝王切開、骨盤は微妙な問題

帝王切開にするかどうか特に意見が分かれるのは、次のような場合でしょう。

・ 赤ちゃんが逆子になって直らないままお産になりそう。
・ 前のお産が帝王切開だった。
・ 赤ちゃんの頭に比べて母親の骨盤が小さい(児頭骨盤不均衡)。

時代と共に変わる帝王切開

逆子の赤ちゃんを自然出産させることは、医師にとって一般的な技術でした。しかし帝王切開の安全性が高まるにつれて技術を持つ人が少なくなっています。

前回が帝王切開だった人は、手術の傷が小さくなってきたことで自然出産の安全性が高まっています。しかし、医療訴訟の問題や人手不足もあり、まだまだ帝王切開が多いのが現状です。

骨盤の大きさについては、お産が始まるころには骨盤はゆるむことがわかっています。ですから妊娠中には狭いと思われた骨盤も本番には強いことがあり、自然出産を試みた方がいいという考えが出てきていますがすべての医師がそう考えるわけではありません。

>>出産の最中に決める帝王切開の微妙なケースは?>>
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