内診のつらさをやわらげるには
このように内診はある程度は減らせます。でも、どうしても必要な時もあります。不快感対策としては、内診の医学的目的を考えながら、深呼吸などでリラックスして内診台に乗るだけでもいくらか違ってくると思います。性教育の先生が「性器の病気は『はずかしい』という気持ちから受診がおくれ、命を落とす人がいるので痛ましい」と言っていました。健康を守るという意味では、内診も、身体のほかの部分を調べるのと同じですね。
脚にかける大きめのバスタオルが用意されているところもありますので利用してください。スタッフの方の手縫いとおぼしきタオルスカートが置いてある産院もありました(こういう配慮はとてもあたたかい気持ちになりますね)。
病院になければ、話してタオルを持参してもいいのではないでしょうか。また、女医さんを探すことで解決する人もいます。
illustration : 平井さくら
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