妊娠初期/妊婦検診・妊婦健診

最初の妊婦健診って一体何をするの?(2ページ目)

最初の妊婦健診の診察では、画像で赤ちゃんの袋や心拍を確認します。超音波で命を確認できたときは感動しますよ。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

はじめは子宮内膜が厚くなっているだけ

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妊娠6~7週になると心臓が動いているのが見えます。
妊娠のごく初期は、子宮の中には何も見えません。でも子宮内膜が厚くなっている様子が確認できるので、医師には「妊娠が起きたらしい」と大体わかります。妊娠4週で受診した人の多くは、まだこの程度しか確認ができないでしょう。その場合、亀田先生は「1週間後にまた来てください」と言うことにしています。

妊娠5週で「胎嚢(たいのう)」という赤ちゃんの袋が見えるようになります

1週間経つと、妊娠5週。このころになると、ほとんどの場合、「胎嚢(たいのう)」と呼ばれる赤ちゃんの袋が見えてきます。これが子宮の中に認められれば、妊娠初期の大きな心配である「子宮外妊娠(卵管など子宮の外で着床してしまうこと)」の問題はクリアしたことになります。また胎嚢が大きくなったということは「流産していないよ、中で赤ちゃんは成長しているよ」という証でもあります。

早く初診にかかった人は「胎嚢がまだ見えません」と言われることが不安になるかもしれません。でも、時期が来なければ誰でも見えないのですから、心配をしてもしかたがありません。健診に行っても行かなくても、この時期は不安定な気持ちになる時期です。少しのがまんです。

妊娠7週までには赤ちゃんの心臓の動きが見えます

さらに赤ちゃんが成長して妊娠6~7週になると、胎嚢の中にトク、トクと動くものが見えはじめます。これは赤ちゃんの心臓です。

こうした画像を確認していくことで、赤ちゃんの生存、着床の場所、双子かどうかなどがわかっていきます。7週以降は赤ちゃんを計ることもできるようになり、予定日の確認などもおこなわれていきます。

>>このほかに、あなた自身の子宮や卵巣の健康もチェックしますよ。
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