妊娠の基礎知識/妊娠の基礎知識アーカイブ

つわりの頃から産休に入れる会社が登場

出産しやすい会社ってどんな会社?!4月からの新年度に新しい出産・育児支援制度をスタートさせた会社が多数ありますが、日産自動車では妊娠判明後すぐに休業できる制度が始まりました。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

「妊娠しても会社をやめないでほしい」


mother903.jpg
お腹は目立たないけれど、本人にはつらいことも多い妊娠初期。
大企業を中心に、新しい産休、育休、時短の制度が進化し始めました。その中で、2006年度ガイドとして注目したくなったのは、とても早い時期から利用できる休職制度がお目見えしたことです。

この新制度をはじめたのは、日産自動車です。日産では、これまで女性従業員のほとんどが事務職でしたが、最近は工場の生産ラインで、身体的負担が大きい仕事に就く人が増えてきました。そのため、妊娠判明後の早い時期に離職したくなる人が増えていたのです。これは、今や人口減社会に入り労働人口が減っていく中、残念なことだと同社は考えました。

新制度は「母性保護休職」という制度で、本人自身が希望さえ出せば、妊娠に気づいてすぐ休職に入ることができます。職種も限定せず、事務職でも希望者はこの制度を利用できるようになりました。そのまま出産を経て、子どもが2歳になってから最初の4月末までに復帰すればOKです。

「つわり」など妊娠初期の悩みにもうれしい


妊娠初期に休職できるとどんないいことがあるでしょうか?まず、妊娠のスタート地点から立ち上がる悩み「つわり」が助かります。つわりを押しての通勤ラッシュはつらいものです。つわりは人によってはまったくないのですが、ひどい人は本当につらいのです。

だるさや眠気もこの時期の特徴です。でも、まだお腹が大きくないので、電車で席を譲ってくれる人はいません。職場に妊娠をカミングアウトしていない人もいます。見た目には非妊時と変わらないのに、意外と大変なのが、この妊娠初期という時期です。

>>次のページでは働く妊婦さんの実態にせまります>>
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます