変わってきた体重の考え方
やせ過ぎは赤ちゃんに影響が出る? |
1.妊娠する前の母親のやせ過ぎ
2.妊娠中の体重増加を抑えすぎること
これまで、妊娠中の体重については「増やしすぎてはいけない!難産になり、妊娠中毒症になる」と強く言われてきましたが、ここに来て、痩せすぎの問題がクローズアップされています。
小さい赤ちゃんは育ちにくい可能性があるだけではありません。「妊娠中のダイエットが赤ちゃんの肥満や成人病を招く」という説が注目されていることは、「成人病は胎児期に作られる」でご紹介したとおりです。胎内の栄養状態が良くないと、赤ちゃんは少しの栄養でも生きていける能力を身につけてしまいます。その結果、今は何でもある飽食の時代ですから、その子は生まれたあとで太りやすいのです。