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「漢方薬局」ってどんなところ?

漢方薬を出してもらえる医療施設は増えましたが、町の漢方薬局も漢方の相談に乗ってくれます。中国の産婦人科医・邱紅梅先生の相談コーナーがある桑楡堂薬局へおじゃましてきました。

河合 蘭

執筆者:河合 蘭

妊娠・出産ガイド

日本では医療施設で漢方薬をもらうこともできますが、医師が本格的な勉強をする機会は限られています。漢方薬に精通した専門家を捜すとなると、町の漢方薬局が心強いアドバイザーになることもあるでしょう。

東京・目黒区の桑楡堂(そうゆどう)薬局という漢方薬局を訪ねてみました。ここは婦人科に強いという特徴を持った漢方薬局です。

薬の値段は1日当たり300円から600円くらいが目安

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入り口のドアは、少しだけ階段を上がった中2階にあります。

桑楡堂薬局は、JR恵比寿駅のスカイウォークを降り、目黒方向に7~8分ほど歩いたところにあります。白いタイル張りのビルの中2階なのですが、通りに面した窓には、誰もが不安になる薬価がはっきりと書かれていました。

煎じ薬 ¥600/1日  
エキス剤 ¥300~600/1日

親切! 漢方薬局は、医師にかかるのと違い、実は健康保険が使えません。それで多くの人が、まず費用に不安を感じるものです。中には、本当に高価な薬を大量に売ろうとするところもないわけではなく、店に入る前からこうしてお金のことを開示してくれる配慮には、まずうれしくなってしまいます。

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中国で婦人科の医師だった邱紅梅先生。日本語にも、日本女性の状況にも精通しています。


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