●自分の肥満度(BMI)を計算してみよう
でも、ひとりひとりのもとの体重を考えることも大事です。やせている人はもともと蓄えが少ないのでふつうより増えてもいいし、太っている人はその逆になります。
今、最もよく使われている肥満の指標はBody Mass Index(BMI)というもので、計算式は、次の通りです
BMI=体重(kg)÷身長の2乗(m)
体重は妊娠前の体重を使う。たとえば、身長が160?で普段は50kgの人だとしたら、1.6×1.6=2.56 とまず計算し、50をこの値で割る。
出た数字は次のように分類され、それぞれのグループが何kgまで増えてもよいかが決められています。よく見られるのは、こんな数値です。
18未満の人→やせ型 12kgまで
18~24→標準型 8kgまで
24以上→肥満型 5kgまで
数字の示し方は、産院によって本当にまちまちです。全員に「5~6kgまで」とかなり厳しい指導をするところもあります。あまり厳しいところだと、妊婦さんは脂肪、糖分はほとんど絶つ必要が出てきて、家族と同じ食事が食べられなくなります。そうかと思うと、標準タイプの人でも15kgくらいまでOKと考える医師もいます。
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