味噌あんと粒あんの柏餅の作り方……こどもの日をもっと楽しく!
市販の粒あんと白あんを使えば、より気軽に柏餅が作れます。材料も、とてもシンプルです。一般的には、かしわの葉っぱの表側を外にして包むのが味噌あん、裏側を外にして包むのが粒あん、といわれます。味噌あんは、電子レンジだけを使って作ります。
こどもの日に…柏餅の作り方の材料(8個分)
こどもの日に…柏餅の作り方の作り方・手順
味噌あんの作り方
1:白あんに砂糖を加え、よく混ぜる。
白あんに砂糖を加え、よく混ぜます。電子レンジ(600w)で30秒加熱したら一度取り出して、あんを練ります。この作業を合計3回繰り返します。
2:電子レンジ(600w)で20秒加熱したら取り出して練る。
30秒のレンジ加熱を3度繰り返して練った白あんに、白味噌を加えてよく混ぜます。電子レンジ(600w)で20秒加熱したら取り出して練る作業を、合計2回繰り返します。つやが出るまでよく練ったら、室温で置いて常温になるまで冷まします。
柏餅の作り方
3:手でよくこねる。
上新粉と餅粉、砂糖、塩を1つのボールに入れ、泡立て器でよく混ぜます。次にお湯を全体に回しかけ、木ベラで全体に湯をなじませるようによく混ぜます。全体がなじんだら、生地がまとまってなめらかになるまで、手でよくこねます。
4:30分ほど室温に寝かせる。
なめらかになった生地をまとめ、袋またはラップでくるみ、30分ほど室温に寝かせます。
5:丸めて成形しておく。
生地を寝かせている間に、粒あんと味噌あんをそれぞれ4等分にし、丸めて成形しておきます。
6:強火で約30分蒸す。
寝かせた生地を適当な大きさに小さくちぎって丸め、蒸し器の台に固く絞った濡れぶきんを敷いた上にのせ、強火で約30分蒸します。
7:すりこぎなどでよくつく。
蒸しあがった餅をふきんごと蒸し器から取り出し、ボールに餅を移し、全体が1つにまとまるまで、すりこぎなどでよくつきます。
8:手で十分にこねます。
全体が1つにまとまったら一度冷水につけ、粗熱をとります。まだ温かさが残る間に水から取り出し、手で十分にこねます。
9:包んだら、あんが飛び出さないようしっかりと端をくっつける。
こねあげた餅を8等分にします。それぞれ小判型にのばし、中にあんを入れて半月型に包みます。包んだら、あんが飛び出さないようしっかりと端をくっつけます。
10:中火で約10分蒸す。
成形した餅を、蒸し器の台に固く絞った濡れぶきんを敷いた上にのせ、中火で約10分蒸します。蒸しあがったらそのまま冷まし、餅が冷えてから柏の葉で包みます。味噌あんはかしわの葉っぱの表側を表にして、粒あんは裏側を表にして包みます。
ガイドのワンポイントアドバイス
餅であんを包む際、手に水をつけすぎないようにしましょう。水をつけずぎると、餅が手にくっついて包みにくくなります。蒸し器から取り出す際は、蒸気でヤケドしないように十分にお気をつけ下さい。レンジ加熱している間は、あんが焦げてしまわないようにご注意ください。角が立つ程度のかたさを目安に、加熱しながら練り上げます。白あんの糖度や白味噌の塩分は、商品によって違います。味見をしながらお好みの味に調節してください。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。