電子レンジ・オーブンレンジ/オーブンレンジお試しレポート

東芝 過熱水蒸気オーブンレンジ ER-HD500(2ページ目)

ドーム型が印象的で、オーブン機能に特長があります。石窯を目指し、ドーム型天井で焼きムラをなくしたオーブン&グリル機能はじめ、低温スチームによる調理機能など、「料理の腕をあげたい」「様々な料理を楽しみたい」という人には、とても満足度の高いタイプです。もちろん、基本のマイクロ波も使いやすいので、日々の使い勝手も良好です。

執筆者:戸井田 園子

ドーム型でムラなく焼ける、充実のオーブン機能

スコーン12個を一度に焼いたところ、隅も中央もムラなくこんがり焼きあがった

スコーン12個を一度に焼いたところ、隅も中央もムラなくこんがり焼きあがった

石窯のように、庫内の天井をドーム型にすることで、隅々まで熱が行きわたるのが最大の特長。庫内温度が均一になることで、オープン皿の中央と端、上と下の焼きムラが軽減されています。また、効率良く熱風を送り出す「石窯トルネードエンジン」で、200℃まで5分と、立ち上がりの早さは業界最速。さらに、加熱温度350℃も業界最高と、オーブン機能はかなりハイレベルです。料理集には、パンのレシピだけでも100種類あり、オーブン料理をとことん楽しみたいと思う人には、満足のいく性能となっています。

 

100℃以下のスチームで広がる料理メニュー

「適温スチーム」95℃で合計40分加熱の「ヒレ肉のミニハム」をお試し。さっぱりした食べやすさで、晩酌のイイつまみに

「適温スチーム」95℃で合計40分加熱の「ヒレ肉のミニハム」をお試し。さっぱりした食べやすさで、晩酌のイイつまみに

第3の熱源として登場した「過熱水蒸気」は、各社ヒーターと併用するオーブン機能や、マイクロ波と併用するあたため機能などが大半です。これに対し、マイクロ波を併用しない「スチーム調理」が特長です。せいろ蒸しのような「蒸し物」はもちろん、35℃~95℃までの低温スチームによる調理モードは自慢の機能。今回試したハムのように、低温加熱調理が簡単にできるので、調理の幅が広がります。この他、なめらかに仕上がる茶碗蒸しやプリンをはじめ、肉のたたきのように半生の仕上げなど、火加減が難しいレシピも楽勝です。

 

お手軽「スピードメニュー」が便利

たった3分の加熱時間でつくった「アボガドチーズ焼き」は、準備を含めても10分以内と、まさにスピードメニュー

たった3分の加熱時間でつくった「アボガドチーズ焼き」は、準備を含めても10分以内と、まさにスピードメニュー

新たに搭載されたのが、「スピードメニュー」という、調理時間が「3分・5分・8分」のお手軽モード。料理集に掲載されているレシピは、非常にシンプルで、準備の手間もかからないものばかり。今回は「アボガドチーズ焼き」をお試し。アボガドを切って並べて、チーズと塩コショウをするだけ。オートメニューのスタートを押せば、たった3分で出来上がります。準備を入れても、所要時間約10分以下なのに、とてもおいしく出来上がりました。その他の「スピードメニュー」のレシピ群も、なかなか優秀で、使おうという気にさせてくれます。

 

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます