子育てマンション/子育てマンションの特徴・選び方

子育てにはやっぱり広さが必要?(2ページ目)

子どものためにも、もちろん親にとっても、子育てをするには居室の広さがある程度必要です。広すぎず、狭すぎず、ちょっとした工夫で親子の快適空間を作るにはどうしたらいいのでしょうか?

千葉 由里

執筆者:千葉 由里

マンションの買い替え・売却ガイド

 

危ないところをガードしてくれるベビーサークル

ほんの少しでもママも自分の時間がもてるとリフレッシュできる

ほんの少しでもママも自分の時間がもてるとリフレッシュできる

テレビ番組で見かけたそのご家庭では、部屋の家具や荷物は最低限のものに抑え、テレビまわりの棚や、植栽のまわり、ダイニングテーブルまわりなどにガード的に設置され、部屋の中心部には広々した空間ができていました。

引き出しなどがある棚も開けられないようになっているうえ、あちこちに付属しているおもちゃがいい遊び道具になっているようで、子どもは楽しそうに室内を走り回っていました。

これなら、家の中心であるリビングから母親が少しの間姿を消しても子どもだけで安全に遊べる環境が整っているなあ、ということで、即日マネした記憶があります。
以来、安心してひとりで部屋の中においておけるようになり、熱中しておもちゃやお絵かきで遊んでいるときには、隣の部屋でコーヒーを飲む時間もできました。実は同じ部屋ではいきなり飛びついてきたりするので、オチオチ大好きなコーヒーすら飲めませんでした。

もちろん、時間にしてものの10分やそこらですが、育児のなかで「自分のほっとできる時間をつくる」ことは長い目で見て、ママの心の健康に効いてくる気がします。ずっと子どもと一緒では、どんなに子どもが好きでも、なき声やまとわりつきにイライラすることもでてきます。

ちょっとした工夫で、大人がホッとできる時間を作ったり、子どもがのびのび遊べる空間を作るためには、ある程度の広さとちょっとした工夫が役に立ってくれるといえそうです。
 

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