調理器具の選び方でもガス料金の節約に大きく繋がる

調理器具の選び方でもガス料金の節約に大きく繋がる

一般的な家庭であれば、調理にガスやIH等のエネルギーを使うのは毎日のこと。「ガス代の節約術」の項でも触れましたが、キッチンでの毎日のことだからこそ、少し知識があったり工夫をしたりするだけで、節約効果も大きく変わってきます。

今回は日々の調理の時に少しやり方を工夫するだけでガス料金の節約に繋がる調理法をご紹介します。


ガス料金節約の基本は鍋の厚みと蓋

次のように改めて文字にすると「知ってるよ。当然のこと」と言われそうですが、実に多くの方が出来ていない最大のガス料金節約の方法が、目的によって鍋の厚みを変えることと、鍋に蓋を使うことです。
  • みそ汁のようにお湯を沸かして、長時間保温する必要がない調理の場合は、すぐにお湯が沸くようにステンレスなどの薄手の鍋
  • 多少お湯が沸くまでには時間がかかってしまうけれど、長時間煮込んだり保温したりするためには鋳物などの厚手の鍋
湯などを沸かすときも、温かくなったものを保温するのにも、大きな役割を果たすのが鍋の蓋なのです。

パスタをフライパンで茹でると一石三鳥 

これはガイドが以前から実践しているガス料金の節約法で今までテレビ番組に出た時などにも幾度となく紹介してきたのですが、スパゲッティなどのパスタはフライパンを使って茹でています。簡単な手順は
  • フライパンにお湯と塩を入れ、沸騰したらスパゲティを入れる
  • 1分間ほどは麺同士がくっつかないように菜箸を使ってかきまぜる
  • 1分経過したらフライパンに蓋をしてガスをとめ、残り時間は保温調理する
  • 指定されている茹で時間が経過したら、湯切りをするだけ
この状態で充分にスパゲティを茹で上げることができます。前述の通り幾度となくガイドがテレビ番組でも紹介してきたのですが、この方法で実際にどの程度、ガス料金の節約が出来ているのか、日本テレビ系「おもいッきりDON」(2009.11.4放送)で検証をさせてもらったことがあります。

パスタを茹でる際は寸胴鍋よりフライパの方がガス料金を節約できる

パスタを茹でる際は寸胴鍋よりフライパの方がガス料金を節約できる

実験場所は、使用したガス量がすぐに測定できる「ガスの科学館」。使用したのは7分茹でのスパゲティ1人前で寸胴のパスタ鍋とフライパンで比較しました。

7分茹で上げるまでに使ったガス量 寸胴鍋73L:フライパン26Lと約3分の1。使用した水の量もフライパンは約3分の1で済みました。水をいれて沸騰し茹で上がるまでの時間は寸胴のパスタ鍋は26分。フライパンは14分30秒と約半分の時間で済みました。

今回はガスで計測しましたが、IHの熱源でも同じような結果が予想されます。また使用しているフライパンや鍋の厚み、茹で上げる物によっても必要な時間は違ってきますが、パスタ以外の調理にも使える方法です。

次のページでは家庭で簡単にできる保温調理でのガス料金節約法や、調理時の工夫をご紹介します。