株・株式投資

損している人のための「損しない生き方」のススメ

前回の記事「年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由」では、物を手放すことについて触れました。今回は、より突っ込んだ話になります。そして「損をしない生き方」という新しい提言をしたいと思います。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

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前回の記事「年収300万円の彼が700万円の生活ができる理由」では、ネットオークションの新しいステージということで、「飽きたら、価値があるうちに売る」という考えを紹介しました。とはいっても、どうやって価値を知るのか?という部分が一番肝心な部分。

ということで、前回に引き続き、株式会社オークファンの武永修一さんにお話しをうかがいます。

ハイクオリティな生活をするために

ハイクオリティな生活をするためにはどうすればいいのか?根本的に何が必要なのか?といったら、やっぱりデータだと思います。

たとえば、バックを買うときでも、「これが飽きてしまったときに、売ったらいくらになるのか?」という価値(値段)わかっていればすごく買いやすくなります。いってみれば「もし飽きたら売れるし」という保険のようなものなので、金額が大きければ大きいほど売ったときの値段がわかることは安心につながります。

こういった価値(値段)のデータを一手に抱えているのが、武永さん率いるオークファン。大量のデータを持っているので、値段を調べたいときにはもってこいのサイトです。しかもオークファンのデータを使えば、過去2年分の価格もわかるので、たとえば値段の変動が大きいブランドよりも、年間を通して価格変動が小さく価値を安定的に保てるブランドを選ぶ、形を選ぶということも可能。

これが何につながるのかというと、自分の消費に対しての裏づけだと思うのです。より洗練された買い物ができるようになり、失敗したと思っても後悔の深さが違うというか。

価値を知ることは「節約」につながる

もう1つのポイントは、商品を選ぶときの基準になるという点。たとえば、パソコンを買うときでも、ソニーと富士通だったらどちらのほうが高く売れるのか?という視点を持つことができます。その上で、もしソニーのほうが数万円も高かったら、ソニーのパソコンを選ぶかもしれません。(嗜好や性能については考慮していません)

どんな物でも、その価値を知ることは重要。

どんな物でも、その価値を知ることは重要。

商品を選ぶときの判断基準になりえるのが、「売ったときの値段」です。どうせなら高く売れる方を選びたい。そう考える人も多いはず。だからこそ、モノの値段を知ることは重要になってくるのです。

価値を把握することによって物を買い、使ったあとは売る。そしてそのお金で物を買うことができれば、それは「節約」につながってきます。節約は見方を変えれば利益になる。たとえば、2万円節約ができたとしたら、それは2万円利益が出たということなのです。
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