高い教育費が、遅咲きさんの家計を直撃!
給付の奨学金が充実していない日本では、親が高額の教育費を負担している。
30代で子どもが生まれると、50代で教育費の支出がピークに達しますが、50代に入ると収入が減る会社員が多く、住宅ローンも抱えていたりすると、お金が足りず、大変なことになります。
結婚や出産が後ろにずれてもセカンドライフが始まる時期は変わらない?
また、遅く結婚したり出産したからといって、勤務先が定年を延ばしてくれるわけでも、年金の受給開始年齢が遅くなるわけでもありません。つまり、子どもの教育費などの支出は後ろにずれ込むものの、収入のペースは変わらないわけですから、ずれる分を自分でやりくりしなければなりません。人生早咲きさんや普通咲きさんが、子どものために使っているお金と少なくとも同額を貯めておかないと、あとで足りなくなるのは当然といえば当然なのです。仕事の充実を目指そう
しっかり貯めておくことと合わせて、遅咲きさんがやっておきたいのは、仕事を充実させるための努力です。仕事が順調で収入が増えたり、人よりも長く働き続けることができれば、遅咲きで手に入れた幸せを守ることができます。つまり仕事のキャリアアップなどを目指して使うお金や努力は、その後の人生で何倍にもなって返ってくる可能性があります。これは男女を問わず当てはまります。先行きの人生プランがなかなか決まらない遅咲きさんこそ、真剣にお金と向きあうことをおすすめします。
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