ツーバイフォーはグローバルスタンダードな工法
これが基本。ツーバイフォー工法は私たち日本人にとっては、比較的新しい工法ですが、北米を中心に200年以上の歴史があり、現在ではグローバルに採用されている工法であることも指摘しておきます。ダブルシールドパネルを組み込んだ屋根裏空間。これにより省エネ性や快適性を高めている
これに加えて、全館空調システムの「ウェルブリーズ・プラス」も特徴の一つ。冷暖房と換気をひとつにしたシステムで、冷房、暖房、除湿、加湿、さらに換気、空気清浄、脱臭という1台7役をこなします。
ちなみに三井ホームの場合、ダブルシールドパネルも含めたツーバイフォー部資材を自社工場で生産しているのも特徴。これにより高い品質を確保することができ、建物の信頼性を高めることにつなげています。一般的に、他のツーバイフォー企業では他社(プレカット工場など)から調達することが多いのです。
ツーバイフォー工法に独自性をプラスし、さらに性能を向上させているのが三井ホーム。これに、デザイン性や住まい方提案を盛り込んでいくことで、より満足度を高めていく作業を行うのが、何よりの特徴になります。
建築家とコーディネーターが参加する住宅づくり
それは、建築家とインテリアコーディネーターを参加させること。全国に500人以上の建築家が三井ホームの住まいづくりに参加しているそうです。彼らと細かく打ち合わせをすることで、理想とする住宅の形を作るのが三井ホームのスタイル。インテリアコーディネーターを起用するのも同じようなもの。例えば、南欧風の住宅を建てるにしても、そのディテールを再現するのにはインテリアを含めたトータルな提案が必要になります。
さらに、そうした私たちのこだわりを実現するにしても、暮らしていく上で無理のないプランでなくてはいけません。そうした調整も建築家とコーディネーターを起用することで可能になるのです。このような提案の手法は近年、多くのハウスメーカーでも行われるようになりましたが、そのはしりとなったのが三井ホームです。
次のページでは、では三井ホームでどんなことが実現できるの、というお話を書きたいと思います。