20代で行うべきこと
20代は、マネープランの前にキャリアプラン |
でも、若いうちは、まず「キャリアプラン」なんです。自分がどう生きたいか、どうなりたいか、どういう未来を手に入れたいか、人生そのものを考え、それを実現するために必要な収入を得る道を作っていくことが重要です。それをやるべき年齢が20代であり、もっとも自由に行える年齢も20代なのです。そのために自己投資(学校に通うなど)が必要であれば、節約せずに出費すべきです。
また、現実として、自分の老後よりも前に、子どもの教育費や住宅ローンなどについて、対応していかなければなりません。それらを解決せずに、老後のことだけを考えても、問題の解決にはならないでしょう。自分の老後について本格的に考えなければならなくなるのは、40代からでしょう。
40代で子どもをさずかった場合などは、子どものことと自分たちの老後の両方を考えなくてはなりませんから、負担が大きくなります。そのためにも、見動きしやすい20代のうちにキャリアプランを立て、しっかりした収入を確保する手だてをとっておくべきなのです。
「20代で老後の心配をするな」。心配をするのではなく、理想の未来に向けて、積極的に、計画的に、前向きに人生を築いていきましょう。