預金・貯金/預貯金を貯める・増やす方法

お金はどうして貯めなきゃいけない?(3ページ目)

貯めなきゃ!と思いながらも、なかなか貯まらないのは、目的があいまいだからです。この際、ハッキリさせちゃいましょう! 目的を決めるのが、やる気アップの秘訣です。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

  • Comment Page Icon

お金の最大のメリットは、使い方に融通が利くこと

画像の代替テキスト
高原の空気を吸いに行きますか?
お金は、そのとき必要なこと、使いたいこと、何に使っても自由です。例えば、いざというときのために貯めたお金がある程度の金額になり、家族全員が何事もなく健康なら、一部で旅行を楽しんでもいいわけです。教育費に貯めていたけど、子どもが進路を変更した、奨学金をもらえることになったなどというとき、そのお金で家具を買い換える、住宅ローンの繰上返済にあてる、老後資金に回すなどできます。

逆にお金のデメリットは……。
  • そのとき自分が持っている分しか使えない。
  • 使いきったらなくなってしまう。
こういったお金の欠点を補ってくれるのが公的保険(・年金)であり、民間保険です。
  • 公的年金は、生きている限りもらえます。
  • ガン保険の入院給付金は、日数無制限です。
  • 定期保険なら、万一のときは、払った保険料の何倍もの死亡保険金が受取れます。
その代わり保険は、条件を満たすときしか受け取れません。

つまり、公的保険(・年金)をベースに、貯蓄と民間保険の3本柱で備えるのが王道! 貯蓄で備える分を、いくらに設定するかは、職業や加入している保険、どんな生活を望んでいるかによって、人それぞれ。

ざっくりした目安をあげるなら、貯蓄で備えておきたいのは、
  • いざというときのために100万円から生活費半年分程度
  • 子どもがいるなら、大学の初年度費用として100万円~200万円、4年間では300万円~
  • 老後の生活資金として1000万円~
という感じでしょうか?

いざというときと、楽しいことの両方で、我が家の場合のお金を貯める目的を想定しましょう。

【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます