規則性を見つけることで、成功を再現できる可能性が高まる

金融取引で勝利を再現するには、規則性を見つけること

たとえば、雨が降ると、コンビニの来店客数が減り、売り上げが落ちます。
だから、天気予報で明日が雨であれば、コンビニオーナーは、消費期限切れによって廃棄が出やすい、弁当や惣菜の発注を減らします。一方で、傘やホットドリンクの発注は増やすでしょう。

あるいは、昼の12時ごろにレストランに行くと、混んでいます。だから、忙しいビジネスマンやOLは、混雑している12時台を避けて、11時45分や13時過ぎにレストランに行きます。

こんなふうに、私たちは、日常生活の中で規則性を発見し、自分にとって最適な行動をとろうとします。

金融商品も同じで、そこに規則性を発見すれば、そこに乗って、あるいはウラをかいて利益をあげることができます。

たとえば、金取引などでも、かつて「朝一番は売りが多くて下落し、夕方にかけて戻る」、という傾向がありました。そこで、安い午前中に買って夕方に決済すれば、少し利益が抜けますから、みながそうするようになります。すると今度は、逆に午前中に高く、夕方が安いということになってしまうのです。

このように、ひとたび規則性が発見されれば、みんながたかるので、やがてその規則性は失われてしまうことになります。(今度はその逆を突いて、午前中に売って夕方に決済する、という人が現れるのですが)

このように、規則性は一定ではなく変わるので、安定的に勝ち続けるには、つねに見つけていく努力が求められます。

投資本の通りにやっても儲からない、という人は、すでに過去ものとなった規則にそって取引をするからです。

しかし、これは本が悪いわけでも著者が悪いわけでもありません。なぜなら、その本を書いたときには、そのルールや方程式は機能しており、その結果、著者も成功した、という事実があるからです。

あとは読者が自分で試行錯誤しながら、規則性を見つけていくしかありません。そしてこれは、売買を重ねる経験の中でしか、つかみ取れないものなのです。
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