5~9歳頃におすすめの自転車
第3位 オフロードを走れる本格的MTB
Hotrock 20(スペシャライズド)
女の子用のカラーも、甘すぎない絶妙なデザイン。50mmサスペンションが悪路での衝撃をやわらげてくれる
小学生になると、本格的な自転車にあこがれるお子さんも多いと思います。とくにMTBのブロックタイヤは「早く走れそう」と大人気だそう。それならいっそ、きちんとオフロードを走れるMTBを選んでみませんか?
国内で販売されているスポーツサイクルブランドの中で、キッズ用のMTBをラインナップしているのはトレック、シュウィン、ルイガノ、ジャイアント、スコット、そしてスペシャライズドなど。MTBのような外見でも「オフロードを走るには適さない」、通称ATBと呼ばれる自転車もたくさんあるのです。もちろん街中を走る分にはATBでも十分なのですが、スポーツ用として設計されたMTBなら山道を走ることもできます。
スポーツサイクルブランドのキッズバイクは、どれもきちんとパーツや設計が考慮されているのですが、スペシャライズドの特長はサドルからハンドルまでの位置が近めのフレーム設計。ハンドルの位置はなかなか変えづらいので(厳密には専門店でパーツを交換することで対応可能ですが)、初めから近いほうがハンドルの取り回しやすいのです。なお、同じスペックで男の子用のデザインもラインナップしています。
メーカー:スペシャライズド
価格:3万7000円
サイズ:20インチ
カラー:ピンク/ホワイト、ティール/ホワイト
第2位 自転車を遊びと考えるなら、BMXも面白い!
MICRON FW(マングース)
ジュニア用ながら、大人でも乗れる本格的なつくり
自転車を生活の足ではなく、「遊びのひとつ」と考えるのなら、BMXはいかがですか?。自転車に乗ったままジャンプしたり、ウィリーしたりといった、曲芸的な乗り方がしやすいように、大人用でも小さめに設計されているのが特長です。ただし、走りそのものは決して「速く、楽に」ではありませんから、サイクリングを楽しみたいという方にはおすすめしません。
マングースはBMXの老舗ブランド。ジュニアモデルもいくつか出していますが、このMICRON FWもそのひとつ。足つき性の高いフレーム設計で、小さな頃からライディングを楽しめる入門BMXです。
メーカー:モトクロスインターナショナル
価格:2万4150円
サイズ:20インチ(対応身長110cm~)
カラー:ブルー
第1位 ネジ1本にまでこだわって軽量化した
レベナ(ブリヂストンサイクル)
黒いフレームに、ワイヤーなどのパーツで赤を利かせたソリッドデザイン。女の子が乗ってもかっこいい!
子供用の自転車とは思えないほど、本格的にスポーツ設計がなされた自転車。「子供が触れる初めてのスポーツ自転車」というテーマのもと、徹底的な軽量化を目指して開発されました。
通常、キッズバイクの重量は10kg以上あるものですが、レベナはわずか7kg。この軽量化を実現するため、まずはネジ1本に至るまでパーツを見直したそう。さらにフレームの素材は軽量なアルミにし、サドルを支えるシートチューブを取り払った斬新な設計が採用されました。
安全面もおろそかにはせず、BAAの認証もとっています。クールなスタイリングはもちろん、「本物」にこだわるパパ・ママにぜひおすすめしたい1台です。
メーカー:ブリヂストンサイクル
価格:3万5800円
サイズ:18インチ
カラー:1色