目視可能な耐震技術
「愛宕グリーンヒルズフォレストタワー」の耐震性能は、鋼管にコンクリートを充填したCFT(Concrete Filled Steel Tube)柱を使うとともに、オイルダンパーを制震装置とする制震構造を採用している。この制震装置は非常階段の各踊り場部分に設置されているのであるが、驚くべきは実際に目で見て確認できることである。通常は壁で隠してしまうことも多いという制震装置だが、梁と柱にまたぐ筋違いのオイルダンパーを目のあたりにすると、揺れをどのように吸収するのかがリアリティを持って理解することができよう。
最後にスカイデッキからの眺望を。