米の香りと味で、食べこたえのあるご飯
米の香りがしっかりする食べ応えのあるご飯
標準コースの「白米・ふつう」で炊飯。口に入れた瞬間、米の表面はもちもちとした食感ですが、歯ごたえはしっかりあるタイプで、やわらかいという印象ではありません。また、蒸気を出さず、ご飯に還元しているせいか、フタを開けた時に、ご飯の香りを強く感じます。炊飯時間が長い「極上炊き」は、もちもち感と甘みがさらにアップし、おいしいご飯が楽しめます。いずれのモードでも、ご飯独特の香りと味がしっかりするため、食べた気がするタイプといえるでしょう。
給水レススチームは裏ブタに秘密あり
裏ブタにある穴から蒸気を回収し、スチームとして利用している
裏フタが2層構造になっていて、炊飯中の蒸気を効率よく回収するのが特徴です。裏ブタで回収した蒸気は、冷やすことで結露となり水に戻って、スチームの元となります。これにより、給水レスのスチーム炊飯を可能にしました。また、蒸気を回収するので、炊飯時に外部へ排出される蒸気はほとんどありません。「蒸気カット」という名称ですが、いわゆる蒸気レスタイプです。
調理メニューが豊富で炊飯器の活用度UP
温泉卵をはじめ、いろいろな調理が楽しめる
最近では珍しく、いくつかの調理メニューを搭載しています。個性的なのは、パエリアや釜焼きビビンパなど、鉄釜ならではの調理メニューが楽しめるところ。また、ご飯のバリエーションだけでなく、豚の角煮や温泉卵などの惣菜、付属の蒸し板を使った蒸しモノ、お釜の形で焼くケーキなど、幅広い調理に活用できます。ご飯を炊くだけでなく、炊飯器の活用度を高めたい人におすすめ。