オーストラリアの見どころ観光ガイド
オーストラリア最大の都市シドニー、世界3大美港とも呼ばれるシドニーハーバーはオペラハウスからハーバーブリッジ、街が一帯となった素晴らしい景観
オーストラリアの世界遺産を巡る
オーストラリアの象徴「ウルル(エアーズロック)」
シドニーのランドマーク、世界遺産でもあるオペラハウス
世界遺産ブルーマウンテンズ国立公園のスリーシスターズ
その中でもブルー・マウンテンズ国立公園はワイルドライフパークと呼ばれる、動物と間近で触れあえる動物園などと組み合わせた日帰りツアーのバリエーションも豊富で、シドニー近郊では人気No.1の観光地です。
オーストラリアで一番有名な世界遺産と言えば、複合遺産として登録されるウルル・カタジュタ国立公園。日本でも有名なウルル、通称エアーズロックとして親しまれる世界で2番目に大きな一枚岩があります。ちなみに世界最大の一枚岩はこちらもオーストラリアにあるマウント・オーガスタスで、西オーストラリア州にあります。
先住民の聖地に敬意をはらいながら観光客にも親しまれて来たウルル登山は2019年10月26日で禁止となる
登山が禁止になったとしても、聖地としてのウルルはやはりパワースポット。サンライズやサンセットは本当に心が洗われるような姿を見せてくれる幻想的なスポットです。登山の有無に関係なく一度は訪れておきたい場所であることに変わりはありません。
その他の自然遺産としては世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ(GBR)、クイーンズランドの温潤熱帯地域、オーストラリアのゴンドワナ多雨林群、西オーストラリアのシャーク湾など全土に渡って点在しています。
しかし、これらすべての世界遺産を1週間程度の旅行で巡ることはさすがに無理……。まずはメインの滞在都市を決め、そこから訪れることのできる世界遺産をピックアップし、計画を立てるのがベストです。
ウルルに関しての情報は別記事「聖地ウルル(エアーズロック)の観光2018!登山やツアー」もご参考に!
世界遺産にして、世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」
世界最大のサンゴ礁「グレート・バリア・リーフ」
日本から一番近いオーストラリアの玄関口ケアンズを中心に、全長2600キロメートルにもおよび、大小様々な島々で成り立っています。略してGBR(ジー・ビー・アール)という呼び名で親しまれる、世界中のダイバー憧れの海です。
グレートバリアリーフでのダイビングは、ケアンズにあるダイビングショップやツアー会社で予約可能。大抵のショップには日本人スタッフも常駐しているため、言葉の心配もいりません。ダイビングライセンスを取得することも可能ですが、誰でも参加できるシュノーケルを楽しむ日帰りツアーも人気。十分グレートバリアリーフの海を満喫できます。
人気のビーチリゾート「ゴールドコースト」
日本からも比較的近くて、手軽に行ける人気のビーチリゾートゴールドコースト。日本からはジェットスターで成田発の直行便で行く方法と他のエアラインでブリスベンへ降り立ち、陸路1時間程度で移動する方法があります。ゴールドコーストの中心サーファーズパラダイス、ビーチ沿いには高層のホテル群が立ち並ぶ
その中でもやはり観光に便利なのはサーファーズパラダイス。周辺には大型のホテルやレストラン、カフェ、ショッピングセンターなどが集まります。ゴールドコースト市内は路面電車のライトレールが走り、主要なエリアは網羅されているので、観光には欠かせない足となっています。観光客向け1日乗り放題チケットも販売され、乗り方も簡単なので是非利用してみましょう。
別記事「ゴールドコーストの観光スポット10選」でもっと詳しい情報がご覧になれます。
天国のような白砂のビーチ「ホワイトヘブンビーチ」
真っ白な白砂と海の青が幻想的な「ホワイトヘブンビーチ」 (c)ハミルトン島
ホワイトヘブンビーチへは、ハミルトン島からオプショナルツアーでアクセスを。水上飛行機やヘリコプターで空からの眺めも楽しめるツアーから、船での日帰りトリップまで様々あります。
西オーストラリアの「シェルビーチ」と「ニンガルーリーフ」
世界遺産にも登録されるシャークベイにある、白い小さな貝殻が敷き詰められたシェルビーチ(c)Tourism Western Australia
しかし貝殻が白いため、遠目で見ると白砂のビーチに見間違えてしまうほど真っ白! ただ素足で歩くとちょっと痛い……。ビーチサンダルは必須のビーチです。
ニンガルーリーフに集まる世界最大の魚ジンベイザメと一緒に泳ぐツアーが人気(c)Exmouth Dive and Whalesharks Ningaloo
毎年3月から6月にかけてニンガルー周辺にやってくるジンベイザメといっしょにシュノーケリングでスイムするというもの。あの巨体が目の前に現れたときは感動そのものです。体が巨体で口も大きいので危険じゃないかと心配される方もいらっしゃると思いますが、なんと主食はプランクトンなのでご安心を!
オーストラリア固有の動物と触れ合おう!
キュートなコアラなどの動物と触れ合えるワイルドライフパーク
これらの動物はオーストラリアのどこの動物園でも見ることができます。ですが、大型動物園で遠目から見るだけよりも、ワイルドライフパークと呼ばれる小規模ながら実際に動物たちと触れ合える動物園が断然オススメ!
カンガルーの中でも珍しいホワイトカンガルーが飼育されているパークもある
コアラの抱っこについては「オーストラリアのコアラを抱っこできる動物園」の記事を参考に!
また、動物園ではなく、野生の動物を見るツアーもオーストラリアに来たからには押さえておきたいポイント!
フィリップ島では世界一小さいリトルペンギンが行列して歩くパレードがみられる
フィリップ島のペンギンパレードについては別記事「メルボルンから行く、ペンギンパレード/フィリップ島」をご覧ください。
また、西オーストラリアのカナック島は、パースからも1時間程度でいける無人島。ここには野生のアシカ達が生息し、ビーチでゴロゴロと寝転がっているかわいい姿を見ることができます。
ここではシュノーケリングやダイビングを楽しむこともでき、水中でのアシカとの遭遇も高確率。野生の動物とこんな間近で出会えるのもオーストラリアならではの楽しみ方です。
オーストラリアで楽しめるアクティビティ
シドニーで一番高い建物シドニータワーアイ、アドベンチャー好きな人なら地上300メートルのデッキを歩くスカイウォークのアクティビティも
前述したグレートバリアリーフでのスキューバダイビングや、ゴールドコーストでサーフィンは水の定番ですが、陸の定番といえばゴルフ。
オーストラリアといえばゴルフ天国と言っても過言でないほど、街中にも普通にゴルフコースがあるのです。車で道路を走るとすぐ目の前にグリーンが見えるので、ボールが飛んで来ないのかと思わず心配してしまうほど……。ゴールドコーストなどにはハイグレードなゴルフコースの中に自宅や別荘を持つ人も多く、家からカートでそのままゴルフコースへ、なんて贅沢な暮らしをしている人もいるんです。
日本では1回の料金が高く、ゴルフ場も郊外に立地していたりと、なかなか気軽には楽しめないゴルフですが、オーストラリアにはパブリック(公共)のゴルフコースもあり、平日なら20~40豪ドル程度(約1,500~3,000円)、週末でも40~60豪ドル程度(約3,000~4,500円)でプレイできるので、ゴルフ三昧の生活をしたい人にオススメです(2018年5月現在)。
シドニーハーバーブリッジを登るツアー「ブリッジクライム」、オペラハウスを含むシドニーハーバーの素晴らしい景色が一望できる(c)
- ブリッジクライム・シドニー:3 Cumberland St, The Rocks NSW 2000
- シドニータワーアイ:Westfield Sydney, Corner of Pitt St and Market St, Sydney NSW 2000
オーストラリアワイン自慢のワイナリー巡り
ハンターバレーのワイナリーで見かけたカンガルーたち、夜行性のカンガルーは夕暮れ近くになると活発に動き始める
各ワイナリーにはセラードアと呼ばれるワイン販売があり、試飲もできるところが多い
ヤラバレーについては別記事「ヤラバレー/メルボルン郊外」も是非ご覧になってください。