幼児教育と言うと、何か特別なものと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。毎日の生活を少し意識して過ごすだけで、子どもは楽しく学べることができるのです。毎日の生活の中に、学ぶ材料はあふれています。
脳と直結 指先を使う遊び
毎日の生活のなかで、親子一緒に楽しく学びましょう
手の発達は脳に良い刺激を与え、脳の活性を高めると言われています。また、同時に集中力も養われます。指先を使う遊びとはどのようなものがあるのでしょうか。
■折り紙
折り紙がないときは、包装紙や広告の紙、新聞紙などでもも折り紙はできます。また、場所をとらないので、いつでもバッグに入れておきましょう。レストランの待ち時間など、いつでもどこでも折り紙で遊ぶことができます。
■ストロー通し
ストローを2cmほどの長さに切ったもの、ひも、色画用紙で作った花などを準備します。ひもの端は、ストローが抜けないようにしておきます。そのひもに、ストローや画用紙の花などを通して行きます。
■豆運び
おわんなどの食器2つと、箸、豆を準備します。豆を一粒ずつ箸でつかみ、おわんからおわんへ移します。
ことば遊び&国語力
すべての教科の基礎となる国語力を楽しく遊びながらアップする方法や記憶力や思考力がアップすることば遊びをご紹介。道具が要らないので、電車や車でおでかけの時や、登園時などで、楽しめます。
■記憶力アップ 逆さ言葉遊び
文字通り、最初に言った単語を逆さまにして言う遊びです。
例えば、子どもが、「たまご」と言うと、
お母さんは「ごまた」と答えます。
お母さんが、「76395」と言うと、
子どもは「59367」と答えます。
このように、最初に言った言葉を逆さ言葉にしたり、数字を逆に言って遊びます。この逆さ言葉遊びは、記憶力を鍛えるのに効果的です。
■仲間集め
あるテーマを出し、その条件に合った言葉を順番に答えます。
例えば、
親「最初に『か』のつく言葉!」
子「からす」
親「かえで」……
と、いった具合に順番に答え、言えなくなったら負けです。
■お話作り
お話作りは文法力、語彙力、表現力などを伸ばすのに効果的です。お話作りをすることによって、本を読むときに、面白い表現や新しい言葉に今まで以上に興味を持つようになります。それが国語力アップにつながっていくのです。
お話作り遊びで国語力をアップする!
■読み聞かせ
たくさんの本に出会うことにより、感性が豊かになり、知識も増え、そのことにより、自信を深め、問題に直面したときに判断する力も養われます。だから、いい本との出会いは、子どもの一生の宝物となるのです。
読み聞かせは子どもの一生の宝物