屋外、屋内を問わず熱中症での救急搬送件数は全国的に激増しています。しかし……
熱中症とは外気の上昇にともなう体温の異常上昇による障害・症状の総称で、よくいう「日射病」とは異なり真冬の暖房した室内でも発症例があります。ですのでいわゆる「真夏の炎天下」のみならず、梅雨時から初秋にかけてという長いスパンで、野外のみならずあらゆる屋内(住まい内)においても、日常的に注意しなければならないことなのです。
では、具体的に「住まい内で」どのような方策を講じれば熱中症予防になるのでしょうか。今回は住環境整備という観点に絞って考え、5点ほど挙げてみたいと思います。
※緊急時の救急法や水分補給法に関しては、AllAbout『熱中症』タグのついた記事をご覧下さい。
- 早朝の「北の風」を通して、屋内の気温と湿度を下げる
- 南向き、西向きの窓はレース、ドレープ両方のカーテンを閉めてからエアコン稼働する
- できるだけ住まいの最上階では就寝しないようにする
- 「屋内にいて、エアコンをかけていない」時には、窓を閉め切らないようにする
- エアコン設定温度は30度以上でも良い、ギリギリまで冷房設定温度を上げてみる
詳細は次ページよりご覧下さい。