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住まいの熱中症予防法

猛暑のこの夏、多発する「住まい内」での熱中症の症例、死亡事例。いったい炎天下でもない家の中で、何に気をつければ熱中症を予防できるのでしょうか。住環境整備という観点から考えてみました。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

屋外、屋内を問わず熱中症での救急搬送件数は全国的に激増しています。しかし……

屋外、屋内を問わず熱中症での救急搬送件数は全国的に激増しています。しかし……

暦の上でも大暑を過ぎ、実際に日々各地で今年の最高気温を更新し続けています。同時に、全国的に「熱中症」による救急搬送数や死者発生の報道も相次いでいますが、なかでも想像以上に数が多く、気になるのは「自宅内(屋内)」での発症・死亡事例です。

熱中症とは外気の上昇にともなう体温の異常上昇による障害・症状の総称で、よくいう「日射病」とは異なり真冬の暖房した室内でも発症例があります。ですのでいわゆる「真夏の炎天下」のみならず、梅雨時から初秋にかけてという長いスパンで、野外のみならずあらゆる屋内(住まい内)においても、日常的に注意しなければならないことなのです。

では、具体的に「住まい内で」どのような方策を講じれば熱中症予防になるのでしょうか。今回は住環境整備という観点に絞って考え、5点ほど挙げてみたいと思います。

※緊急時の救急法や水分補給法に関しては、AllAbout『熱中症』タグのついた記事をご覧下さい。

  1. 早朝の「北の風」を通して、屋内の気温と湿度を下げる
  2. 南向き、西向きの窓はレース、ドレープ両方のカーテンを閉めてからエアコン稼働する
  3. できるだけ住まいの最上階では就寝しないようにする
  4. 「屋内にいて、エアコンをかけていない」時には、窓を閉め切らないようにする
  5. エアコン設定温度は30度以上でも良い、ギリギリまで冷房設定温度を上げてみる

詳細は次ページよりご覧下さい。

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