ヨーロッパへの旅行は為替レートに要注意!
2013年度は多くの会社で業績が上向き、今後支給される夏のボーナスUPへの期待も高まります。ボーナスを源資に、夏休みに向けて海外旅行を検討する人も多いのではないでしょうか。2014年は、8月13日(水)~17日(日)あたりが連休になる会社が多いよう(長い場合は8月9日(土)~17日(日)ということも)です。日本旅行業協会が公表した2013年の夏休み海外旅行先ランキングは、1位:ハワイ、2位:シンガポール、3位:イタリア。そのほか、6位にフランスがランクインするなどヨーロッパの根強い人気がうかがえます。為替レートの動向はといえば、2012年8月は1ユーロ=99円台、2013年8月は129円台、2014年5月は139円台と、徐々に円安が進んでいるため渡航には不利になりつつある状況。そんなときだからこそ、おトクな両替方法を知っておきたいものですね。
レートの”差”が小さい方がお得
両替はもちろん現地でも可能なのですが、しっかり吟味してお得に両替するなら国内がオススメ。銀行、金券ショップ、証券会社、FX会社など、いろいろな選択肢があります。上手に両替するコツは、それぞれの両替場所で適用されるレートを比べること。例えば、成田空港内には複数の銀行や両替所がありますが、それぞれにレートは異なるので、どこをチョイスするかが意外に重要。円→ユーロ、ユーロ→円のレートには、金融機関などが徴収する為替手数料が含まれているので、2つのレートの差が小さいほど利用する側には有利です。(下表の例なら、みずほ銀行よりも三菱東京UFJ銀行の方が1000ユーロの両替につき約2000円おトクに)
<成田空港内に支店のある銀行のレート(例)>
2014年5月14日時点
まとまった額の両替は「コンバージョン」も手
30万円程度以上のまとまった額の両替をするなら、FX会社の「コンバージョン」サービスを利用するのも手。銀行などの15分の1から25分の1程度という格安の為替手数料が魅力です。両替してから、銀行へ送金し、外貨現金として出金するという流れになるので、時間がかかる点と送金先の銀行によっては手数料が発生する場合がある点には注意してくださいね。マネーパートナーズやマネックスFX、セントラル短資などが「コンバージョン」サービスを行っています。また、マネーパートナーズでは、外貨の現金を成田空港や羽田空港、関西国際空港、中部国際空港などで受け取ることのできるサービスも行っています。今年は早めに手続きをして、両替手数料の節約にトライしてみては?
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