ことわざに親しんで欲しいから
もうすぐお正月ですね。
お正月には、家族でかるたやトランプなどで遊ぶ機会が多くなりますが、
ここでオススメかるたのご紹介です。
「日本のことわざかるた」
ポプラ社
文/編集:昭和女子大学教授・児童文学者 西本鶏介
絵:いもとようこ
ことわざの多くは、町人文化が盛んだった江戸時代、庶民の間で生まれました。庶民の感情を鮮やかにとらえているので、説得力があり、今でも広く世間で親しまれています。
しかし、「河童の川流れとは、川で楽しく遊んでいるようすのことではありません。」と、母が息子に言う、某TVコマーシャルのように、ことわざの意味を良く知らない人や誤って理解している人が少なくないようです。
そこで、子どものころからことわざになじんで欲しいという意図で作られたのが「ことわざかるた」です。子ども達が楽しく遊びながら、自然にことわざが覚えられるようになっています。
この「日本のことわざかるた」は数多くのことわざの中から、子どもに親しみやすく、今も盛んに使われているものが選ばれています。
← 絵札の裏には、ことわざの意味だけでなく、用例も書かれており、とても分かりやすくなっています。
ことわざかるたで遊ぶことにより、ことわざに興味を持つのはもちろんのこと、日常ではあまり使われない日本の言葉にも興味を持って欲しいと思います。
【関連サイト】
ポプラ社
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