小学校入試問題って、どんな問題が出るのでしょうか。
受験準備をされている方は、よくご存知だと思いますが、そうでない方の中には、小学校受験の内容って、想像もつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
小学校入試の受験勉強は、思考力、注意力などを高め、知識量を増やします。機会あるごとにお話ししていますが、その学習は受験をしないお子さんにとっても価値のあることです。
また、中学受験のための大手進学塾の先生も、次のようにおっしゃっています。
「小学校入学後も低学年の間は、先取り学習をするよりも、むしろ小学校受験用のテキストを続けることのほうが、価値があるかもしれません。」
小学校低学年のお子さんもチャレンジする価値は充分あります。問題によっては、大人にとっても難しいものもあるほどです。ぜひ、親子で楽しくトライしてみてください。
さて、その内容です。受験する学校にもよりますが、大きく分けて、ペーパーテストと、絵画制作・運動・音楽などの実技テストや口頭試問などです。
今後、これらの問題をシリーズでご紹介していきたいと思います。特別なテキストを購入しなくても、ご家庭で同じような学習ができますので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
ペーパーテストを分野別に見ると、「記憶」「推理」「注意力」「図形」「比較」「数」「知識」などが挙げられます。一般的に、解答に文字を書かせたり、数字を書かせたりすることはありませんので、1年生で習う計算問題を計算式で解くような問題はありません。また、質問や回答も文字の読み書きができなくてもできるようになっています。
今回は「絵の記憶」と「お話の記憶」の問題の中から、3つの問題をご紹介したいと思います。
■ 「絵の記憶」(絵の形を覚える)
■ 「絵の記憶」(絵の位置を覚える)
■ 「お話の記憶」