1.普段から、親子でよく遊び、よく会話をし、子どものことをよく理解するように心がけてください。特にお仕事でお忙しいお父さまは努力が必要です。
親子関係に関する質問で「お子様とは、どんなことをして遊びますか?」「日頃、お子様とどんな会話をかわしますか。」というような質問がありますが、お子様の面接時にも同じ内容の質問をされる可能性もあります。
そんな質問に、親子で食い違いが出てこないようにしなければなりません。だからといって、「こう質問が出されたら、こう答えるのよ。」と、事実とは異なる内容で、子どもに口裏を合わせるようなことをすることはできません。親子で素直に答えることで、同じ内容が答えられるようにしたいものです。
2.面接官の目を見て話し、良く聞こえるようにはきはきと答えましょう。しかも、早口にならないように気をつけてください。
3.提出した願書をもとに質問される場合もありますので、願書に書いたことは、どのような角度から質問されても、うまく答えられるようにしておいてください。
4.答えたことに対して、さらに理由を聞かれる場合がありますので、答えに対する理由までを、考えておいてください。
5.子どもの長所・短所を答える質問では、抽象的に答えるのではなく、エピソードを交えて、具体的な話として答えるほうが、子どものことを、より印象的に具体的に伝えることができます。
6.短所は見方によっては長所とも取れる内容にしましょう。
子供の短所を答える場合、例えば、「わがままな性格のため、思い通りにならないと、だだをこねて親を困らせるときがあります。」というように、どう考えてもマイナスイメージになることは答えないほうが賢明です。
「ものごとに熱中しすぎると、親の声が耳に入らない時もあるようで、お手伝いをお願いしても、してくれないときがあります。」という具合に、角度を変えて考えると、「熱中しすぎる」→「集中力がある」というように長所とも取れるような短所を答えられるようにしておくとよいでしょう。
7.近くの公立の小学校を選ばなかった理由を答える際、公立の小学校を批判することの無いようにしましょう。
8.控え室で、面接の順番を待っているときは、他の親御さんとペチャクチャお話をし過ぎないようにしましょう。
9.控え室で待っている時は、周りの親子が優秀に見えるものですが、それは、周りの方々も同じ気持ちです。他の人のことは気にしないようにしましょう。
面接は思っていたより、和やかな雰囲気で、話しやすかったという方が多いようですので、しっかり練習して、自信を持って面接に臨みましょう。
面接では、ただ、日頃のお子さまやご自分のことを正直に、ありのままに、お話をすればいいのですが、正直にありのままを話して、面接官に好感をもってもらえる内容が答えられるように、日頃の生活から見直していくことが必要なご家庭もあるかもしれませんね。
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【関連サイト】
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