「例えば、都道府県パズルを子どもにさせたいと思う場合、『都道府県パズルをしなさい。』というよりも、ずっと効果的な方法があります。
まず、おとうさん、おかあさんがたいへん楽しそうに、例えば、時間を競って都道府県パズルするのです。
すると、子どもは、必ず寄ってきて、『貸してー。』と言います。
でも、親は、そこで、『今は、おとうさんとおかあさんが競争してるから、ダメー。また、今度ね。』と言います。
そして、1週間ほどして、『30分だけ貸してあげる。』と言うと、子どもは喜んでパズルを始めます。読書に関しても同じ事です。
親子の関係は、追いかけたら、逃げたくなり、逃げたら、追いかけたくなるものです。それをうまく利用して、子どもの方から追いかけたくなる形で、勉強に取り組ませたいものですね。」
イラスト : Kamane |
例えば、地図のパズルを親子で競うには、ネット上にも、次のような楽しいものがあります。
1ページ : 国語・算数の学習法
2ページ : 社会・理科の学習法
3ページ : 親の役割り
4ページ : きちんとした会話をする
6ページ : 先取り学習はしない