離乳食/離乳食と食物アレルギー

食物アレルギーの検査とは

近年増えている食物アレルギー。最近では医師の判断なく自己診断される方も増えているのが問題です。しっかり検査を受けましょう

川口 由美子

川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事 ガイド

女子栄養大学 生涯学習講師。管理栄養士。 (一社)母子栄養協会 代表理事。 離乳食アドバイザー、幼児食アドバイザー。育児関連会社にてベビーフードの企画・開発、レシピ作成、育児アドバイスなどに携わった後、独立。二児の母。

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アレルギーは自己判断せずに

卵・牛乳・小麦も有名ですが赤ちゃんは大豆や米も多く見られます
食物アレルギーが心配だというお母さんに多く出会います。実際、患児も増えているようなので、それは心配されるのももっともだとも思えます。しかし、過剰に心配されて、いろいろな食物を自己判断で除去していると、栄養不足にもなります。しっかり検査をして、医師の指導のもと除去をしましょう。

検査をする必要がある場合

まず、アレルギーの検査は、赤ちゃんに負荷を与えるものですので、「検査をする必要があるか」をしっかり見極めましょう。

検査を必要とする場合は
・食後20分以内に発疹などの異常がみられた
・風邪などではないのに、よく咳こむ
・身体中に原因不明の発疹または皮膚炎がある
…などの何かの症状があり、医師に相談した上で、検査をすることになります。
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