【目次】
1.家の建て替えでは、段取りと家族の協力が重要
2.建て替え工事の段取り、流れを確認
3.建て替え時の流れの詳細と費用を確認
4.建て替え工事では思わぬ費用に注意が必要
5.家の建て替えで見落としがちな費用とは
6.建て替えかリフォームかで悩んだら


 

家の建て替えでは、段取りと家族全員の協力体制が重要

建て替えをするきっかけはさまざまです。親と住むことになった、建物の耐久性に不安を感じる、設備機能が古くなったなどです。いずれにしても建て替えるということは、その場所を一旦あけ渡さなければなりません。当然、引っ越しや仮住まいをすることになるので、家族の協力や助けも必要となってきます。したがってスムーズに事が動くよう、段取りはもちろん、家族全員の協力体制をつくることも重要です。
 
解体現場:梁などで欠かれた軸力のない柱

解体現場:梁などで欠かれた軸力のない柱

 

建て替え工事の段取りと流れを確認

建て替え工事の段取りと流れは、以下のようになります。

・仮住まいさがし
  ↓
・片付け
  ↓
・近隣あいさつ
  ↓
・仮住まいへの引っ越し
  ↓
・既存建物の解体
  ↓
・建物減失登記の手続き
  ↓
・敷地の整地(または測量)
  ↓
・地盤調査(調査内容によっては、地盤改良)
  ↓
・地鎮祭
  ↓
・着工


 

建て替え時の流れの詳細と費用を確認

【仮住まいさがし】
短期貸出の家は少ないので、早めに探すこと。できれば近くで見つけたい。

【片付け】
捨てるもの、残すものを分け、引っ越し先に持ち込めない時にはトランクルームなどを借りる。

【近隣あいさつ】
1000円~1500円を目安に、お菓子などを用意。

【仮住まいへの引っ越し】
一般住宅であれば、工事の遅れも考慮して、6ヶ月程度借りる。
引っ越し費用は、都合に合わせて2回の費用がかかる。

【既存建物の解体】
木造住宅の解体費用は、坪当たり35000円前後。
道路幅や、作業性によっても多少変わる。

【建物減失登記手続き】
取り壊した建物の減失登記を法務局に手続きをする。
司法書士にお願いをするか、自分でもできる。(7~10日間で完了)

【敷地の整地】
建物解体後、敷地全体を平らに整地し、測量図がなければ測量をする。測量費用が発生する。

【地盤調査】
住宅瑕疵担保履行法によって地盤調査は原則必須になった。基準以下の数値であれば、地盤改良が必要。

【地鎮祭】
ここからは、更地での建築と変わりません。ようやくスタートです!
地鎮祭の詳しい解説は記事『地鎮祭とは?式の意味や経費の相場、流れや日取りなど』を確認ください。また引っ越しや地鎮祭に適した日もあります。詳しくは記事『三隣亡とは?大安三隣亡で建築や地鎮祭をしてもいい?』をこちらもご確認ください。

 

建て替え工事では思わぬ費用に注意が必要

建て替え工事で予想のつかない費用は地盤に関するものです。
施主は今までここにずっと住んでいたのだから、そんなに地盤は悪くないと考えています。しかし実際に調査をしたら、弱い地盤であることもあります。
地盤改良の方法にもよりますが、建築面積で25~30坪で80万~100万円程度かかります。地盤改良は予想がつかない工事です。

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地盤改良が必要な時

予想がつく工事費用としては、測量図がなければ測量費用、さらに今まで給水柱の太さが13m/mで敷地内に引き込まれているなら、これでは細いので現代の住まいは20m/mに変える必要があります。これら取替工事費用のことも頭に入れておきましょう。

 
解体工事:建替え前は布基礎、建替え後はベタ基礎へ

解体現場:建替え前は布基礎、建替え後はベタ基礎へ

 
【家の建て替え工事での思わぬ出費】
・地盤改良:25~30坪で80万~100万円程度
・測量費用
・給水柱の取り換え工事費用

 

家の建て替えでは見落としがちな費用も!予算表で管理しよう

思わぬ費用とは別に、建替え工事で「見落としがち」な費用があります。例えば、仮住まいの敷金や礼金、登記費用、玄関の位置が変わった場合の外構計画費用などです。したがって頭の中で考えるより、時系列にまとめ予算表を作成しておくとよいでしょう。そしてその表は設計士などに見てもらうとはっきりした予算計画書になり、大きくずれることなく工事を進めることができるのです。

 

建て替えとリフォームで悩んだら?ガイド佐川のワンポイントアドバイス

引っ越しや仮住まいが面倒なので、建替えはせずにリフォームは出来ないものかと迷っている人もいるでしょう。そんな人はまず、今の家で何が1番不安で不満なのかを考えて下さい。バリアフリーや、水まわりなどの使い勝手であれば、耐震性を増す工夫をしながら水まわりの工事ができるかもしれません。しかし耐震性が不安であれば、リフォームでは限界があります。

これらをきちんと考慮し、建て替えを行うのかリフォームにするのか考えていく必要があります。しかしながらリフォームの費用が建替えの工事費用の7割を超えるのであれば、建替えをしたほうが良いでしょう。一般に、リフォーム費用は、建替え費用の7割以内に収めることを目安にするとよいでしょう。

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