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大学オープンキャンパス正しい徹底利用法(3ページ目)

最近私立大学は言うまでもなく、国公立大学でも頻繁に行われるようになったオープンキャンパス。そもそもオープンキャンパスとは何かなど、親と子の正しい利用方法を解説します。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

無料で過去問を配布する大学も

各大学は夏休み前や夏休み中にオープンキャンパスを行い、具体的な勉強指導もしているので、ぜひ参加してほしい。直前ではほとんどの私立大学が直前試験対策まで実施している。実際に受験する教室で模擬試験を受けて、解説を無料で聞ける。本番がかなりやりやすくなるはずだ。

では、何年生ぐらいから行くべきだろうか。高校1年、2年からの参加もお勧めしたい。早くから自分の行きたい大学を明確にもって、努力することは日頃の勉強の大きな励みになるからだ。

またオープンキャンパスに参加すると、その大学の名前が入ったいろいろなグッズをもらうこともできる。大学紹介DVDや過去問もすべてもらえる大学もある。中には、学食のチケットをくれる大学もあるので、親子で十分堪能できるだろう。

地方から首都圏の大学を受験する場合、下宿や生活の面でも不安が多いだろうが、その点でもじっくり大学関係者と相談しておいたらいいだろう。

オープンキャンパスの注意点

東京大学京都大学もオープンキャンパスを実施しているが、予約制になっていることが多い。直前の試験対策も予約がいる場合が多いので、よく事前に確認しておこう。

将来自分が通いたい大学は言うまでもなく、ちょっと興味がありそうな大学も含めてできるだけ、オープンキャンパスに行って、大学選びの参考にするといいだろう。入学案内資料にはない、大学の自然環境や周囲の雰囲気も把握できるだろう。

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