赤ちゃんの命名・名づけ/名付けの基礎知識

名づけの基礎知識(3ページ目)

名づけには、大きく分けると7つの発想のやりかたがあります。これらの紹介のほか、名づけで大切なこと、名づけの注意点、名前に使える漢字など、知っておくべき基礎知識をお伝えします。

牧野 くにお

牧野 くにお

赤ちゃんの命名・名づけ ガイド

マタニティ雑誌『バルーン』『プレモ』で30年以上、名づけ相談を担当。全国各地のデパート、企業、産院に招かれての命名相談や命名の講演は延べ1000回以上。お受けした名づけ相談は12万件を越え、拝見した候補の名前は100万を越えます。著書は名づけ、漢字に関する本など40冊。

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名前に使える漢字は?

名前に使える文字の範囲が決められています(戸籍法施行規則第60条)。これは漢字で2930字体、そしてひらがな、カタカナ。私たちが日常使っているものはほとんど名前に使えますので、名づけの際にはとくに気にする必要はありません。それよりも、名前に使える漢字の範囲がなぜ決められるのか、そして使える漢字の大半が名前に向かない字だ、ということのほうが重要なことなのです。
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名前に使えない漢字は?

次のような字は名前に使えません。

1. 常用漢字や人名用漢字に含まれない漢字
2. 漢字以外の外国の文字(アルファベットなど)
3. 漢字以外の数字
4. 記号のすべて(数学、化学、音楽で使うような記号)
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名前に使える漢字は、名前に向いている?

このように私たちが日常使っている漢字はほとんど名前に使えますが、逆に言えば名前に使える字は、大半が名前に向かない字だ、ということでもあるのです。たとえば常用漢字や人名用漢字には、「黎」、「璽」、「螺」、「繭」といった字がありますが、これが常用平易な字といえるでしょうか。また「死」、「病」、「毒」、「敵」、「泣」、「豚」、「蛇」、「悪」、「汚」、「盗」、「貧」、「葬」、「殺」、「罪」、「墓」などの字もありますが、こんな字を本当に名前に入れて支障ないのでしょうか。
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