中学受験/中学受験の志望校選び・学校情報

京都府中学受験制度(2ページ目)

京都府の私立中学受験は4教科型が主流ですが、中には3教科以下で受験できる学校もあります。志望校決定の際には校風、通学時間、偏差値、大学進学実績だけでなく、部活への参加率や通塾率など、入学後の学校生活も調べておきましょう。

籔 孝昭

執筆者:籔 孝昭

学習・受験ガイド

京都府、主要校の入試情報

■京都橘中学
募集人員:A日程・B日程・C日程を合わせて60名
入試日:A日程 1月15日、B日程 1月17日、C日程 1月19日
入試教科:A・B日程は4教科、C日程は国語・算数の2教科

■同志社中学
募集人員:288名(学内小学校からの内部進学生徒を含む)
入試日:1月15日
入試教科:4教科・3教科型(国語・算数・理科)の選択制

■同志社女子中学
募集人員:LAコース 約160名、WRコース 約40名
入試日:1月15日
入試教科:4教科

■洛星中学
募集人員:前期日程 195名、後期日程 30名
入試日:前期日程 1月15日、後期日程 1月21日
入試教科:4教科・3教科型(国語・算数・理科)の選択制

■洛南高等学校附属中学
募集人員:240名
入試日:1月17日
入試教科:4教科・3教科型(国語・算数・理科)の選択制

■京都女子中学(B日程)
2教科で受験できますが、4教科型の募集人数150名に対し募集人数は60名と狭き門。
 

志望校決定の際は、通塾率なども把握

受験校の決定に際して、校風、通学時間、偏差値、大学進学実績を考慮するのは当然として、学校生活まで考えている方は少ないのではないでしょうか? 「私立校に入学すれば塾・予備校に行かずとも大学受験まで大丈夫」と思われている方も多いかもしれませんが、現実は学校によって異なります。洛南中学のように大部分の生徒が学校教育だけで難関大学入試を突破する学校もあれば、中学1年から大多数の生徒が塾に通う私立校もあります。

灘中学、大阪星光学院中学、神戸女学院中学などの関西伝統型名門私立中学は、生徒本人の自主性を尊重し、学校が勉強を強制することはありません。一方、洛南中学や西大和学園中学などの新興系名門私立校は、学習指導に非常に熱心であり、学校の授業だけで名門大学への進学が期待できます。

部活への参加率や通塾率など、入学した後の学校生活もきっちりと把握して志望校は決定するようにしましょう。入学してみたら、放課後すぐに塾へ……など自分が思い描いていた学校生活と程遠い、と気づいた時点では遅いのです。

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