高い理想と豊かな人間性を育む、きめ細やかなサポートを実践
大阪桐蔭高校が重視する「創造教育」とは、知識を授けられるのを待つのではなく、自ら学び、判断する力を育む教育。その一環として取り組んでいる「プロジェクトワーク」では、各自が好きなテーマを選び、クラスや学年の枠をはずしたチームで課題に取り組んでいる。自主性を養うと同時に、上級生が下級生を引っぱりながら協調性や“だんどり力”など、実社会で必要とされる力を身につけていこうとしている。文化祭や音楽祭などの行事は生徒実行員会が主催となり、自主性や協調性を高めることに重点が置かれている。職員室には生徒がいつでも質問できるように専門のスペースが設けられているほか、生徒・保護者・教員の円滑なコミュニケーションを目的とした生活記録ノートなど、高い理想と豊かな人間性を育むきめ細やかなサポートを実践。4月に実施される4泊5日の春季学習合宿をはじめ、1年生は6月に夏季研修、2年生はニュージーランドへの海外語学研修も実施している。
多彩な行事に加え、体育系・文化系合わせて37のクラブが活発な活動を行い、目標達成のためにハードとも思われるカリキュラムに耐えられる精神力を持つ生徒には最適な学校であろう。