私立、国公立大の選択は、高3夏ごろが目安
早稲田大や慶應義塾大に合格できる受験生なら、もちろん国公立大も狙える能力を持っている生徒も多い。私立上位校になるか国公立難関大になるかは基本、準備期間にあると考えてもいいだろう。早く始めれば有利なのは言うまでもない。
では、だいたいいつまでに私立大専願か国公立大受験かを最終的に決めればいいのだろうか。これもおおよそではあるが、高校3年生の夏頃になると、ある程度の模試の結果が出てくるので、科目数の多い国公立大の受験が難しいと本人もわかってくる。当人の希望がよほど私立専願でない限り、国立を目指して勉強をした方がチャンスは広がるだろう。
大学だけがすべてではないのは明らかだが、大学受験は人生の大きな分岐点だ。そこで人生の方向性が大きく決まってくる。早い段階から大学のオープンキャンパスに参加してみたり、予備校の講習会に参加してみて刺激を受けた方がいいだろう。
大学受験に成功した生徒全般に言えることは、明確な「動機づけ」を持って、それを維持している点だ。その点でも家族での話し合いや、友人との関係も重要になるだろう。
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