害虫・害獣駆除/ゴキブリ駆除の仕方

ゴキブリの生態(2ページ目)

住まいの害虫の代名詞ともいえる「ゴキブリ」。この生態について基本的に押さえておきたい情報をまとめました。ゴキブリの発生予防、また駆除にぜひお役立てください。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

ゴキブリの害

食中毒や腸炎の原因にもなるサルモネラ菌などの細菌性病原体を媒介します。ゴキブリ間での水平汚染もなされているといわれますが、「ゴキブリが特定の感染症の媒介を行っている」という根拠となる情報はほとんどありません。

ゴキブリの糞などに反応するゴキブリ・アレルギーはハウスダスト・アレルギーの持ち主に多く見られるもので、健康被害としては細菌感染よりもむしろ高頻度かも知れません。

(余談になりますがガイドの子もこのゴキブリ・アレルギーであるため、「避暑地のバンガローなどへの宿泊、不衛生な飲食店での食事には重々注意すること」との医師からの指導を受けました。ご参考まで)

ゴキブリの習性

ゴキブリには、集合性というたくさんの仲間と暮らしたい欲求が強くあります。また、単独で行動するよりも集合して行動することを好み、仲間といることで成長までもが早まります。「仲間の糞」の存在はゴキブリを憩わる効果を発揮します。そしてますます他のゴキブリをも呼び込んでしまうのです。

ゴキブリの営巣

ゴキブリの巣は、食品を扱う店舗、その周辺の下水、地下、そして不潔な家屋に多く営まれます。家屋内でも年間通じて高温が期待される家電近辺、特にキッチン家電(冷蔵庫、電子レンジ、食器洗浄器、炊飯器、などなど)には要注意。基盤に入り込み故障の原因となる場合もあります。

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