投資信託/投資信託(ファンド)の基礎を学ぼう

投資信託リスクとの賢い付き合い方(2ページ目)

益々勢いを増す物価の値上がり。このままこのインフレが続けば、円の価値はどうなる?インフレに負けない人生をおくるには、リスクとリターンを理解してリスクと上手に付き合う投資法をみつけるしかないかも…!

執筆者:牧野 なな子

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リスクをとれるのは、お金持ちと若者?

リスク許容度から選ぶあなたの運用タイプは?
投資信託を選ぶ時に大切なのが、あなた自身がどのくらいのリスクをとれるかということ。資産額や年齢、経験、知識、また人の性格によって、リスクを受け入れられる程度が違い、それが「リスク許容度」と呼ばれるものです。

一般的に余裕資金の豊富な人や定年までに時間がある若い人、投資経験の豊富な人はリスク許容度が高くなります。多少リスクが大きくても高い収益を目指す商品を選ぶことも可能です。逆に、余裕資産・収入の少ない人や高齢の人、投資経験の浅い人はリスク許容度が低いといえるでしょう。

自分のリスク許容度を客観的に測るのが難しい人は、リスク許容度を測る便利なサイトがあります。例えば、全国銀行協会「リスク許容度診断」では、安定重視タイプ、バランス運用タイプ、安定成長タイプ、積極運用タイプの4タイプに分類、タイプ別にポートフォリオの一例を紹介してくれます。

【参考】「だまって選べばピタリと当たる?あなたのリスク許容度は?」

リスクは自分でコントロールしよう

そうはいっても余裕資金がない人こそ、積極投資で資金を増やしたい思いは強いはず。リスク許容度が低いと判定されたからといって落ち込む必要はありません。全体をリスクにさらすのではなく、守るお金はしっかり守り、攻めるお金で積極的に攻める。メリハリつけた攻守投資法があなたの味方。たとえ攻めるお金が少しであっても、しっかり勉強をしてリスクをコントロールしながら大きな収益を求めていきましょう。余裕資産を増やし、投資に回せるお金を育てていけるといいですね。

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