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公的年金の運用に学ぶ! 負けない分散投資(2ページ目)

なかなか回復出来ない世界の経済情勢。やはり安定第一と考える方は、プロの安定運用のポートフォリオを目安にしてみるのも一手。日本の公的年金の運用と安定型バランスファンド、プロのお手並みを拝見してみました。

執筆者:牧野 なな子

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公的年金運用の運用実績は?



出所:前述GPIF19年度業務概況書より 12年間でも約5%のリターンを得ている
気になる運用成績は、前述のGPIFのサイトの中の業務概況書からご覧になることができます。5年間のリターンを右の表でご覧ください。

19年度(19年4月~20年3月)は、サブプライムローンの影響などで、総合収益率(リターン)が▲6.415%となったものの、10%を超える年度もあり、この5年間のリターンを平均すると年率5.70%になりました。

安定運用といえども5%は銀行定期預金をはるかに上回る数字。5年間の運用で100万円が約132万円になる計算です。1年単位で考えるとマイナスになる可能性もありますが、このように5年以上の長期のスタンスでいれば、安定した収益を求めることができるのです。

ただし、裏を返せば、途中換金する必要が出てくれば、元本割れの恐れもあるということ。5年以上使うあてのないお金で運用することをお忘れなく。

詳しくは、ガイド記事みんなの年金はどうやって運用されてるの?もご覧ください。

続いてのページでは、バランスファンドを覗いてみましょう。
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