そもそも投資信託の口数って?
投資信託をインターネットで購入する際の手順は以下の通り。1.ファンドを選ぶ
2.目論見書でファンドの詳細を確認
3.どの位購入するかを入力
4.確認画面をチェックして注文
この工程の中で「どの位購入するか、画面で口数と問われて戸惑いました。」という方が少なくありません。迷われるのはこのような画面で口数を入力する際のようです。
ネットで購入する際の画面の一例。購入金額の欄に希望する口数や金額を入力する |
そもそも「口数」とは、投資信託の取引単位のこと。株式は「1株」で表しますが、投資信託では「1口」といいます。多くのファンドは運用開始する際、額面1口=1円でスタートします。
投資信託の時価を示すのが「基準価額」、株式の「株価」に相当するもので、ファンドの1万口あたりの値段を表します。基準価額は、ファンドに組み入れられている株式や債券などの資産の時価総額=純資産総額を投資信託の総口数で割って求めます。
投資信託の購入金額は、
購入金額=口数×基準価額÷10,000で求められ、購入金額、口数そのどちらを基準とするかで買う方法が異なります。その買い方は金融機関や購入する投資信託によって異なります。
同じ投資信託でも分配金を受け取る場合は口数ベース、分配金を再投資する場合は金額ベースという違いもあります。
次のページでは具体的に数字で、投資信託の2つ買い方を見てみましょう。