株・株式投資/株式チャートの見方・株価分析の仕方

株はいくらまで下がるのだろう?株の下値を計る指標PBR

株には値下がりリスクがつきものです。今回はどれくらいまで株価が下がるかの一つの目安とされている、PBRと呼ばれる指標について解説します

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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株には値下がりリスクがつきものです。

「この株を買ってみたいけれども、下がった場合にいくらぐらいまで下がるのだろうか?」

という心配は誰もが抱くと思います。
この株価の下値を探る指標として PBR(株価純資産倍率)があります。

純資産とは?

銀行があなたにお金を貸すかどうかを判断するケースを想定してください。
その場合、まずお銀行は金を貸すあなたに返済能力があるかどうかを見極めますよね。
  • 例えば定職があるかどうか。
    (安定的な収入があるかどうか)
  • 資産はどのくらい持っているのか
    (担保となる不動産や預金があるかどうか)
  • 負債がどれくらいあるのか
    (借金やローンの残高がどれくらいあるのか)

以上を考慮して銀行はあなたに貸し出すお金を決めますよね。
株式投資に当てはめるとその会社が万が一倒産した場合に、
  • その会社がどのくらいの資産(現金、土地等)を持っているのか?
  • その会社がどのくらいの負債(借入金、社債等)を抱えているのか?
  • その会社の資産を全部売却して、抱えている負債をすべて返済した場合にいくら残るのか?
が重要になってきます。
その会社の資産を全部売却して、抱えている負債をすべて返済した場合にいくら残るのか?
純資産と言われる数字です。
純資産の金額を発行済み株式数で割った数字を”1株あたり純資産(BPS)”と呼びます。

次ページではソニーを例に挙げて解説します

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収益率を計る指標 ~PER~

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