どのような投資手法も統計上の優位性が「キモ」になります |
「RSI が20以下になったときに買い、RSIが80以上になったら売る」
という売買を繰り返した場合の結果、統計上の利益が出るという優位性があると分かればその投資方法を採用し実践していく価値があると言えるわけです。
投資方法の違いこそあれ、統計的に有利な行動をとっているという点では、まったく同じものを根拠に投資していると言えるのではないでしょうか。
また、「システムトレード」という呼び方ですが、これは、単に漠然と投資スタイルを表しているに過ぎません。
ひとくちにシステムトレードといっても、肝心の投資手法については、分析した人それぞれ中身には色々なものがあります。
その為、ファンダメンタルやチャートなどの他に
「決算発表1ヶ月前の銘柄を買い、決算発表の前日に売る」
という方法も、
「決算発表前には多くの投資家が好決算を期待して買う結果株価が上がりやすくなる」
という統計上の優位性があって利益が出るのなら、それを利用して行なうのもシステムトレードの一種になります。
投資手法に関わらず、投資を行なう上で重要なのは、
「その投資手法に統計的な優位性があるか」
だということに尽きるのではないでしょうか。
ここではシステムトレードの概要について簡単にお話させていただきました。
次回では、実際の投資に役立つ方法をご紹介していきます。
最後に、最近はシステムトレードなどをうたった悪質な情報商材やソフトなどがありますので、安易にご購入される事がないようご注意下さい。
◆システムトレードをもっと深く知りたい方はこちらを!◆
『西村剛の統計で勝つトレード』
【関連記事】