今からでも任天堂への投資は間に合うのか?
株価7万円を突破してきた任天堂! |
10月15日の終値で71,300円ととうとう7万円の王台を突破してきました。当コラムで最初に取り上げさせていただいた昨年12月11日の28,650円からすると、1年足らずで約2.5倍となりました。
この1年、日経平均が低調な状態が続く中で任天堂は際立つ存在となっています。
長期で見ても(任天堂は30年で400倍!を参照)短期で見ても、ほかの銘柄との格差は広がるばかりです。
短期の積み重ねが長期です。任天堂への投資は今からでも間に合うのでしょうか?もう既に時遅しでしょうか?
銘柄選定で短期間でもパフォーマンスに差が出る!
下記は、任天堂(7974)と金融株の代表格みずほファイナンシャルグループと日経平均株価の株価動向を比較したものです。2006/10/23 | 2007/8/17 | 年初来高値 | 10/15 終値 | |
任天堂 | 24,470円 | 46,700 円 | 71,300 円 | 71,300 円 |
みずほFG | 941,000 円 | 632,000 円 | 917,000 円 | 665,000 円 |
日経平均 | 16,788円 | 15,273 円 | 18,300 円 | 17,358 円 |
※任天堂初回推奨時(2006 年10 月23 日)より、内需株代表として「みずほFG」と日経平均 株価を引き合いに、比較しています。 |
上記の表をご覧頂ければ分るように、任天堂が昨年の10 月から約3 倍となっているのに対し、みずほFG は約30%の大幅下落、日経平均は約3%の上昇となっています。
米サブプライムローン問題の影響から株式市場は全面安となり、任天堂も一時は株価46,700 円まで下落いたしましたが、回復基調への移行も早く、10 月4 日には上場来高値を更新しとうとう7万円の大台を越えるにいたっています。
例えば「任天堂」と「みずほFG」に各100 万円を投資していた場合、「任天堂」は約290 万円になっているのに対し「みずほFG」は約70 万円と、その資産格差は220 万円にもなります。将に、選定する銘柄によって得られるパフォーマンスに大きな差が出てくるのです。
銘柄 | 購入額 | 株数 | 10/15現在評価額 |
任天堂 | 954,330 円 | 39 株 | 2,780,700 円 |
みずほFG | 941,000 円 | 1株 | 665,000 円 |
※任天堂の株式は、プチ株を利用し39 株を購入した場合。 ※手数料等は考慮しておりません。 |
ここにきて株価も、7 月26 日に付けた上場来高値61,800 円を抜け10 月15 日現在は株価71,300 円まで一気に上昇し、上場来高値更新となっています。
Wii だけでなく任天堂DS の販売も好調なうえに、クリスマス商戦なども控えている事から、今期業績がどこまで拡大するのか注目されます。では今後どのようにしたらいいのか?