暴落や急落の時の対処方法で大切なこと
急落時どうすれば? |
最初が肝心で、どの銘柄に具体的に注力しているかどうかは決定的に重要となります。この点を誤ると、最後まで尾を引いてしまうことになります。
暴落時に購入しても再度売られてしまい、損を拡大させてしまうことなどは大半がここに原因があります。一方、的確な選択をしていると、逆に暴落時は大きなチャンスとなり、買いチャンスとなります。
チャイナショックから第二次サブプライム問題まで
2つの株価の動きはどうなった?
先ほどの“みずほ銀行(8411)”と“任天堂(7974)”の株価の例を出してこの点を検証してみましょう。任天堂株は32,700円から29,610円まで下げることになり、3万円を切る値段で購入することが出来ました。
一方、みずほ銀行株は86万円から79万円まで下げることになりました。80万円を切ってこれをチャンスと思って出動した場合と任天堂の3万円割れを購入したのとでは現時点で大きな開きとなっています。
みずほ銀行株79万円→59万円(25%の下落)
任天堂株3万円→6.47万円(2.15倍)
今年の経験を来年に生かそう
今年の目玉は任天堂と中国株でした。暴落にも耐えることができ、こちらに視点を持っていれば全体が下がってもびくともしない運用ができたのです。今年はWiiやDSが世界中で大ヒットの年となりました。また、新興国景気が世界景気を引っ張っていきました。つまり、投資で成功するためには経済への感度が高いことが大切な要素となります。外的要因で一時的な暴落が起きても、魅力的な技術やサービスを持っている企業や地域は長期的には盛り返してきます。
来年の目玉銘柄は何でしょう?
2008年はいよいよ北京オリンピックの年です。政局も大きく変わるかも分かりません。今から来年2008年に向けて準備をされておくのが良いのではないでしょうか?
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