本人の適性・家庭の教育方針と照らし合わせよう
学校が学習の場であることは言うまでもありませんが、生活の場であることも忘れないでください。その意味で校風が受験生の性格に合っているかを考えることはとても重要。男子校・女子校・共学校いずれがいいかなど、本人の適性に照らして考える必要があります(本人の適性について考える際は学校・塾・家庭教師の先生など、客観的なアドバイスを参考にするのがオススメ)。たとえばミッション系の女子校でも、カトリックは概して面倒見がよく家庭的な雰囲気、プロテスタントは自主自律を重視、比較的自由な雰囲気など、それぞれ校風が異なります。これらが家庭の教育方針と合致しているか、検討する必要もあります。
各校の入試の過去問題も参考になります。試験にも相性があり、自分の受けやすい試験のほうが当然有利で、意外に学校と合致していると言えます。なぜなら学校側は入試によって欲しい人物像(の学力)を発信しており、入試問題が合うことはその学校に合っていることの裏返しでもあるからです。