国民健康保険のお世話になるのは病院に行くときだけ、と思っていませんか? 国民健康保険は楽しい時にだって使えます。全国に契約保養所があり、利用に際して補助金が支給されたり割引料金で宿泊することができるのです。
国民健康保険の保険者は地方自治体です。従って保養所についての優遇措置も地方自治体によって様々です。
補助金を支給するケースでは、利用宿泊日数や補助金額が決められており、1泊につき2,000円~4000円の補助金を年間2~3泊まで支給という自治体が多いようです。
宿泊料金を割引くというケースでは、
1.自分で保養所に予約をする。(料金の確認)
2.自治体の窓口で利用(補助)券の利用申請をする。
3.利用(補助)券が交付される。
4.保養所のフロントで利用(補助)券を提示する。
ことで、通常より1~3割程度安い宿泊料金で泊まることができます。年末年始や特定の期間は料金が異なる場合がありますので利用料金は必ず確認しましょう。
インターネットで検索すると1~3割程度安い宿泊料金を提供する宿はもちろん、もっともっと安くで泊まれる宿を見つけるのもそれほど難しいことではなくなりました。割引料金を採用している某自治体の窓口は、「料金は必ず確認してください。同じ宿でもネット経由などでもっと安い料金で泊まれることがありますから比較するといいですよ。」
国民健康保険の保養所より安い宿泊料金を提示している民間の旅館やホテルは数多くあり、この場合保養所利用の魅力はあまりないと言えます。自治体の保養所としてお薦めするのは、国民休暇村や国民宿舎のような「公的な宿」の利用です。
もともと充実した施設を格安料金で提供することで人気の高い公的な宿が、割引料金で宿泊可能だったり補助金を使うことができるのです。私の住んでいる市では、同じ県内にある国民宿舎が割引料金で提供されています。更に補助金が出ます。この制度を利用すると宿泊費は約半額になるのです。
「格安宿泊料金は、キャンペーン期間中や直前予約のみ」では、旅行の計画はなかなかたて難いものです。家族旅行のように早くから計画をたてておきたい旅行には、割引料金や補助金が利用でき早くから予約ができる保養所の利用をお薦めします。
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