日本以外にも市場はたくさんある
経済の成長が予想され、世界中から注目されていきたブラジル、ロシア、インド、中国。この4つの国から思い浮かぶのは、そう「BRICs」。これはアメリカの大手証券会社であるゴールドマン・サックスが名づけたもので、上の4つの国の頭文字をとってできた、愛称のようなものです。これらの国の特徴は、国土が広いこと、労働力となる人口が多いこと、天然資源に恵まれていること。ゴールドマン・サックスのレポートによると今後40年以内にBRICsの経済は、アメリカ、日本、イギリス、イタリア、ドイツ、フランスで構成されているG6よりも大きくなると予想されているのです。
では、これらの国にはどうやって投資をすればいのでしょうか。個別銘柄を買うこともできそうですが、口座開設など手続きが…。そういう方は日本の証券会社で買えるファンドを利用してみるのがおススメです。
ファンドを利用して投資をする
BRICsに関しては、ファンドも多数販売されています。たとえばマネックス証券では「HSBC BRICs オープン」として販売されています。過去の基準価格の動きを見てみると、かなり上がっていることがわかります。
HSBC BRICsオープンの1年の動き。 出所:マネックス証券ホームページ |
同じく、HSBC BRICsオープン過去3年間の動き。 出所:マネックス証券ホームページ |
しかし、BRICsの場合、すでに話題になってしまったこともあり、次はどこにしようかと考えている投資家の方も少なくないのではないでしょうか。そこで、ターゲットの1つとして、ポストBRICsになるのでは?とゴールドマン・サックスが発表したグループを紹介します。それが「NEXT11」。
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